改めて カメラを始めた理由

元々はラジオの裏方になろうと思っていた。ラジオが身近にある環境だったから。選曲とか楽しそうだし。結構本気だった。大学を2年で止め、放送の専門学校に行き始めるくらいには。ゼミの先生のコネクションであるFM局に手伝いに行くようになった。このまま入るんだろうなと思ったら、しばらく手伝いのままで(=無給)となり、親がキレ、そのまま無しになり、振り出しに戻った。しかし、卒業してしまったから(新卒のタイミングを逃した、手伝い先に行くもんだと思って就活していなかった)、なかなか見つからず、送りまくるも、どこも引っ掛からず、地獄の20代スタート(結局、この後もどこも引っ掛からず、いまだにバイト暮らし。人生はそんなもん)。ある日、バイトをしていた時、このまま1人、バイトをしながら死んでいくんだろうなと思った瞬間、恐怖になり、何かしら、生きていた証を残したいという気持ちが芽生え、選曲が好きというところからDJになる(笑)。今思うと意味わからんけど、必死だったので、なにか見つけなくてはという思いで始めた。結局、こちらも2.3年くらいで終了(チケットノルマを1回もクリアできず、しかも最後に受けたオーディションに至っては、4人中3人合格、1人だけ落ちるという結末(笑)少し荒れた(笑))。
そして、月日が流れ、30になり、何かを始めなければ本当にヤバい。少しでも自分が生きた証を残したい。普段があまりにもポンコツで情けないミスばっかな最低な人間だから、そんな人間でもいろんな人の心に残るにはどうすれば良いのだろうかと思っていたときに写真·カメラに出会う。
まず、最初に思ったのは写真展を開きたいだった。自分の作品を見てもらう+いろんな方々が写真の話とかいろんな話をできるような空間を作りたい(写真を見てもらいたいよりはどちらかというと空間を作りたい気持ちの方が正直強い)。そういうところはどこだろうと検索して一発目に出たのが写真の学校(東京写真学園)だった。プロコースは写真展が開催できるようだったので、ここだと思ったけど、いきなりプロコースはさすがにないと思い、初めてのフォトレッスンというコースに入った(と同時にカメラ購入)。
ということで、カメラを始めた理由は、自分の生きた証を少しでも残したかった。そして、いろんな方々と写真などいろんな話をできるような空間を作りたい=写真展やりたい。が、理由です。実際、写真展を三回もやりましたが、本当に楽しくやらせていただいていて、少しでも楽しく過ごせていただいているのなら本望です。写真展にいる時だけは、普段抱えているネガティブな気持ちを少しの間ですけど、忘れて楽しんでくれたらなと本当に思う。自分自身がそうだから。
最近、本当にカメラ始めて良かったと改めて思う。ここで生まれた関係は簡単には壊したくない。こんなに外に出ていく人ではなかったし、喋る人でもなかった。本当にカメラのおかげ。カメラを持っているとき、一番今の自分でいられる状態。カメラを始めてなかったらと思うとゾッとする。考えたくもない。なので、no music no life,no camera no lifeということで、これからもご迷惑をお掛けするかもしれませんが、よろしくお願いいたします。長文、失礼しました。











































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