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転職覚え書き

8〜10月で転職活動をして、とある企業から内定をもらったんですが、転職活動を振り返ってなかったなと思ったので徒然と書いてみようと思います。

徒然といいつつ、けっこうガッツリとガチめに書くのでいろんな人の参考になるかもしれません‼︎
参考にしてくれたら嬉しいです(*´∇`*)

0. 転職準備編

僕は転職を決意した後に勢いで転職活動をしましたがうまくいきませんでした。

1.転職したいという理由が先行していた。
2.募集要項の必須条件を無視していた。

というのが理由です。そこで一旦転職活動を辞めて自分を見直すことにしました(自社の組織改編によりもう少し残った方が良いと判断したのも大きな理由ですが)。

これが結果としてよかったです。転職を決意してからすぐに行動に移すのではなく、自分に何が足りないかを振り返ることができ、より大きな力をつけるために行動できて、以前にも増して仕事にもやる気が出たので。

特にこの期間で職務経歴書に書けそうな経験を増やそうと決意しました。実際に転職するまで1年半かかりましたが結果的に良かったと思っています。

また僕がこの期間でやったことは、

1.民間のコーチング資格の取得。
2.与えられた仕事を行うとともに自分から今まで以上に積極的に仕事に関わっていったこと。
3.仕事に関係なく多くの人と話したこと。

とこれら3つのことを主に行っていました。2は転職を考えた際に自分の市場価値を思い知らされたので今まで以上に市場価値を、つまりどの企業でも通用する姿勢を身に着けようと考えたためです。

また3が一番自分の成長につながりました。仕事に関係なく多くの方と話すことで情報収集、多くの価値観の吸収、自身の考えの整理につながりました。自分の強みを改めて見直す機会にもなりました。

ZOOMなどのオンラインが普及したのもまた良かったです。地方にいながら多くの方と話すことができました。

僕が話す人を見つけるツールとして使ったのは主にTwitterになりますが、それ以外にもビジネスマッチングアプリも少しですが活用していました。

また転職先を探す際には「ずらし転職」を意識しました。僕は特に内勤の技術者でかなりニッチな分野におり、スキルをそのまま転職に活かすことができなかったので、今後のことを考えると「ずらし転職」をすべきと判断しました。

「ずらし転職」についてはこちらに詳しく書かれているので良ければ読んでみてください。

僕の場合は結果的にずらし転職になりましたが(;^ω^)

1.書類準備編

転職をする際に必ず必要になる職務経歴書。正直書くのはめんどくさいですが、転職サイトの自動作成のものに頼らずに自分で作成することをお勧めします。

自動で作ってもいいのですがその後に自分で加筆・修正しましょう。その方が明らかに見栄えもよくなります。

そして作成したら複数の人に必ず見てもらいましょう。見てもらうのは友人、家族、転職エージェントと自分に協力してくれる方ならどなたでも良いと思います。転職エージェントの場合は大手1社に登録すると必ず関連で他のエージェント会社からも勧誘が来るので、そこにも登録して見せてアドバイスをもらうとよいでしょう。

また職務経歴書に書くアピールポイントですがこれは最低でも5,6個用意しておいてください。実際に職務経歴書に書くのは3,4個程度ですが企業によって求める能力やスキルが異なります。
そのため職務経歴書は応募する企業によって変える必要があります。5,6個用意しておけばその企業に合ったアピールポイントをピックアップすることができるのでお勧めです。

またエピソードも直近1,2年の方が良いと思います。大きなプロジェクトなら数年前でも良いと思いますが、直近の方が今の自分を伝えやすいと思います。
僕が面接官だったら数年前のことをアピールされるよりも小さな成功体験でもいいので直近1,2年の方が響きます。

またエピソードも特にないという方がかなりいると思いますが、小さなエピソードでもよいと思います。

「お客様にありがとうと言われた」「同僚や上司にいつも助かっていると声をかけられた」という程度でいいと思います。数字を入れられるなら入れた方がいいと思いますが、職種や業種によっては難しいのが現状です。その時はこのように周りの声を素直に書いてみましょう。

またこのようなエピソードもないという方は「0.転職準備編」で書いたように転職したい気持ちをぐっと抑えてエピソード作りをしてください。1年も働けば職務経歴書に書けるエピソードの3、4個はできると思います。

2.企業選定編

ヘッドハンティングや知人の紹介ではない限り、転職サイトやエージェントを利用して転職すると良いと思います。

転職エージェントですが、複数社を利用することをお勧めします。理由としては、それぞれの会社で得意分野が違うこと、転職エージェントの質がピンキリだということです。

いくら大手でもエージェントの質はピンキリです。また質が良くても自分に合わないエージェントに当たると転職活動もきつくなります。
なので大手も含めて複数のエージェントに登録し、その中で自分に合ったエージェントを中心に進めていくと良いと思います。

複数のエージェントに登録することは「0.転職準備編」での自分の考えや経歴の整理、「1.書類準備編」の職務経歴書の添削にも生きるので本当にお勧めです。

また転職サイトとエージェントどちらがいいのという質問もあると思いますが、僕はエージェントの方を勧めます。転職活動のアドバイスをしてくれたり、企業に聞きにくいことも聞いてくれるので。

また実際に企業に応募する際ですが、募集要項の必須条件は必ず確認して自分が当てはまるかをチェックしましょう。当てはまらない場合は職務経歴書のアピールポイントに当てはまりそうなエピソードを付け足すかエージェントもしく企業の方にその旨を伝えつつ活かせそうな経験も必ず伝えましょう。

僕は必須条件を無視して応募して100社以上落ちました(エージェントの方に無視していいといわれたのもありますが)。
特に転職のような中途採用の場合は即戦力を求められている場合が多いので必ず自分が当てはまっているか確認しましょう。

3.面接準備編

面接準備として必ず想定問答集は作成しましょう。
内容としては、

・自己紹介(前後の挨拶、名前、経歴、一言アピールなど)
・志望動機
・転職理由
・転職先の企業でやりたいこと
・数年後の自分のキャリア
・自分の強み、弱み(具体的なエピソードとともに)
・仕事上での成功体験
・仕事上での失敗経験
・条件面の質問(転居や転勤、給与、残業について)

もちろんこれ以外に必要だと思う項目があったら付け足してください。

そしてこれらを書くためにはその企業について調べないといけません。調べることは多くの方がやっていると思います。

僕は企業調査の際には口コミサイトは見ないようにしています。見たとしても右から左に受け流します。信用できない、バイアスがかかっている可能性が高いと考えているからです。

特にそれなりに大きな会社なら部署や支社によって文化も違います。また中小企業ならまともな口コミがないのもざらです。

なお、想定問答集を作成したら必ず誰かに見てもらってください。エージェント経由ならエージェントの方が必ず見てくれます。

そして面接の模擬練習ですがこの際には作成した文章をすべて覚える必要はありません。それぞれにキーワードがあると思うのでそれだけ覚えましょう。

例えば、志望動機なら「貴社の〇〇といったサービス」「〇〇職の考え方」などです。そうすれば何回か繰り返し言っていればおのずと覚えます。すらすらと言える必要はないと思うので、つっかえながらでもいいから言えるようになりましょう。

経験上、面接は想定問答集や練習に時間をかけるだけ受かりやすくなります。せめて第1、第2志望の企業はたっぷり時間をかけましょう。

4.面接編

面接では相手の質問の意味がわからなかったら必ず聞き返してください。僕は面接は審査の場ではなく、相互の意見や考えをすり合わせる場だと考えています。なのでミスマッチを極力なくすために必ずわからないことは聞き返しましょう。

またこちらからの質問についてですがそれは相手の立場によって変えましょう。人事の方に専門的な質問や現場の方に会社の方向性などの質問をしても思った答えは返ってこないことはざらにあります。

思った回答が返ってこなかったら必ず自分の意見を伝えて、その場で議論してもよいかもしれません。これによってミスマッチはより減らせるので。もちろんこの際に相手の意見を否定してはだめです(笑)。

また面接後は必ず面接や会社の印象、想定問答集には書いていない、もしくは異なった自分の回答や相手の回答をメモしておきましょう。これは必ず記憶が明確なその日のうちに行ってください。

「百聞は一見に如かず」というように口コミサイトには書かれていない本当の会社の姿がここにあります。取り繕うことも可能ですが、細かい部分に必ず会社の本当の姿は出ます。上司や同僚をどのように呼び接しているか、自分へ面接官の方は敬意を持って接しているか、面接官の服装、会社の廊下の様子などなど。自分の目でしっかりと見てください。

また、志望度が高い場合は面接前後のどちらかで美味しいものを食べるのはお勧めです。特に現地に行く場合は食べて損はないと思います。

美味しいもので気分が上がりますし、内定をもらった際にはそこにまた行きたくなるので(笑)。

美味しいものを食べるのは僕のジンクス的なところもありますが(;^ω^)

4-2. リモート面接編

昨今の情勢もあってリモート面接も増えました。地方にいた僕としてはとても助かりました。

リモート面接ですが、僕は実際に面接に行く格好に着替えるべきだと思います。自分の家でもスーツをパンツも含めてきちんと着る。ワイシャツにはアイロンをかける。外でやるなら革靴をきちんと磨いておく。

実際に面接に行く格好になることで気合の入り方も変わると思います。

また、リモートの環境もきちんと整えておいてください。

リモート推奨の会社なら大丈夫だとは思いますが、そうではない方はしっかり整えておいた方が良いでしょう。

カメラ付きの小型PCなら2、3万円で買えます。他にいろいろ付け足しても+1万円もかからないのでそれぐらいは買って損はないと思います。

5. 内定後編

内定後ですが、退職交渉は早めにしましょう。

また転職先は相手との関係性や性格によって話すかどうかを決めましょう。同業界なら話しても損はないと思いますが、よく思わない人もいますしね。

なお、僕は質の悪い引き留めにあうような会社に在籍してなかったのであっさり退職できました。

なのでここで参考になることはあまり書けません(笑)。

最後に

主にこのnoteは僕の備忘録もかねて書きました。

内定をもらってから時間は経っていますが、感じたことや教訓はありのままに書いています。

僕は転職に詳しい人ではないので、僕以上に参考になる意見はたくさんあると思います。しかし、僕の経験が少しでも役にたつと嬉しいです。

ここまで読んでくださってありがとうございました。


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