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#29 笑顔で子育てできるヒント

こんにちは、ゆうです。

子育て中の皆さん、子供にイライラした経験はあるでしょうか?

笑顔で子育てできるヒント、ゴードンメソッド(親業)について知る機会があったので、その学びをシェアします。

ゴードンメソッド(親業)とは?
アメリカの臨床心理学者トマス・ゴードン博士が始めた、「子どもが育つ上で親がいかに関わるか」という親の側に焦点を当てた、コミュニケーション体験プログラムです。
基本となる3つの方法とは?
①聞く
 相手の気持ちを受けとめて聞く
②話す(伝える)
 自分の気持ちを素直に伝える
③対立を解く
 お互いに満足できる解決策を話し合う

今回、「①聞く」について、親業を学んだ方からお話いただきました

詳しくは、親業の専門家のお話を聞くことをお勧めますが、
今まで私が子供を「脅迫」しがちだったことが浮き彫りになりました😅

多くの親がやってしまう「お決まりの12の型」というものがあります。

お決まりの12の型とは?
子どもが困っていたり不安、悩んでいたりする時、90%以上の親がしている、子どもの考える力を育てるのに効果のない対応を12に分類したもの

例えば…
「おもちゃAちゃんにとられちゃった」という子供に対し、
みなさんならどう答えますか?

ちなみに、下記は全て「お決まりの12の型」です。

(1) 命令 「あきらめて違うおもちゃで遊びなさい」
(2) 脅迫 「仲良く遊べないとお友達できないよ」
(3) 説教 「あなたがそのおもちゃでずっと遊んでいたら、他の子使いたくても使えないよ」
(4) 提案 「別のおもちゃで遊ぼうか」
(5) 講義 「お友達同士、とったりとられたりよくあること。おもちゃはみんなで遊んだほうが楽しいよ」
(6) 非難 「ずっと手に持っていなかったからとられちゃったんでしょ」
(7) 同意・賞賛 「おもちゃをお友達に貸せて偉いね!」
(8) 侮辱 「わがままな言わないの。我慢できない子だね」
(9) 分析 「Aちゃんもそのおもちゃで遊びたがって、狙っていたもんね」
(10) 同情 「悲しいよね、でも他のおもちゃもあるし、大丈夫!」
(11) 尋問・質問 「なんでとられちゃったの?」
(12) ごまかし 「とりあえず、おかし食べようか」

ぜんぶ言いがち(笑)

親が子供の話を聞いているつもりで伝えていること、実は、すべて親の意見なんです😂

12の型から子供はこんなメッセージを受け取ります。

「私のこの気持は大したことないと思ってるんだ」
「私を我慢できない子だと思ってるんだ」
「問題は私だと思ってるんだ」
「私の言う事を真剣に考えてはくれないんだ」
「私がどんな気持でいるか気にしてないんだ」
そんなメッセージを受け取った子供は、
・話しがそれ上続けられなくなる
・防衛的で反抗的な気持になる
・自分はだめだ、劣っていると感じる
・自分を変えなければいけないと圧力を感じる
・自分で解決できないと思われてると思う
・自分は信用されていないと感じる
・自分の感情には当然の理由がないと感じさせられる
・焦燥感を持たされる、イライラする
・反対尋問を受けるために、証人台に立たされているように感じる
・反撃したくなる
参考書「親業」トマス・ゴードン著

わー、自尊心傷つけまくっていましたー、反省😭

まずは、相手の言葉をくりかえして、受けとめるだけで良いんです。
ということで、実践していたところ変化が✨

子「もう食べない」
私「もう食べないんだね、いいよ」
 (今まで「あと少しだから食べな」や「食べないと大きくなれないよ」と命令や脅迫していました😂)
子「これどうするの?ママ食べるの?」
私「もうお腹いっぱいだからママは食べられないなぁ。捨てるしかないかなぁ」
子「明日、食べる!」
私「明日は古くなって食べられないかなぁ」
子「いま食べる!」

一度受けとめたことで、子供は「残したご飯のことが気になり」、別の方法(「ママに食べてもらう」や「明日食べる」)を考えて提案してくれました✨

いままで思いっきり「お決まりの12の型」使ってました👺
が、とにかく一度受けとめることを意識して過ごすと、子供が自分で考えて行動するようになったり、自信を持てるようになったのかなと思うことが増えました。

ぜひお試しあれ!

おまけ:パジャマ編
子 パジャマを床に脱ぎっぱなし
私 「ここにパジャマ脱いだんだね」
  (今までなら「洗濯機に入れてきて!」と命令していました)
子 「えへへー」
私 「えへへー」
子 自らパジャマを抱え、洗濯機に入れた

嘘みたいだけど、ただ繰り返すだけで動いてくれた!感動!

最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください✨

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