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何処にも行けない幸せ

いつでも自由に何処にでも行ける幸せがあるなら、何処にも行けない幸せもある。

例えば、子供が小さい時。
ペットを飼っていて自由に外泊出来ないとか。
親の介護があったり、家族が病気の時等。

そんな時は、不自由に見えるけど必ずその中にも豊かさが潜んでいる。家族や愛するペットとの時間は、かけがえのない時間。

「もう何処にも行かなくてもいい」

そんな幸せの形もある。足枷せが増えて選択肢が狭くなったとしても、立ち止まるからこそ見えてくる自分の中の小さな世界がある。

日常の中のささやかな喜びを養う感性は、ゆっくりとした暮らしの中で培われていく。
今まで見過ごしてきたものが、きっと見えてくる。何処にも行けないからこそ、出来る事も沢山ある。

目の前の今できる事を積み重ねていく。いつかまた大きく飛び回る時に、もっと軽やかに動ける自分になる為に。

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