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妙齢の女性が品川駅で盛大にうんちを漏らした話💩〜前編〜

2013年11月7日。

多分私は一生この日を忘れない。
もうすぐ10年になるのか、、、
そろそろ時効という事で、世間様にこの話を晒そうと思う。

この日はいつも通りに目覚め、特に変わったこともなく支度をし、夫と一緒に朝食を摂った。
朝食のメニューは、トースト、ウインナー、サラダ、コーヒー。まぁ、ごく普通の朝食だ。

夫と共に家を出て、それぞれ会社へ向かう。

はじめに会社までの道のりを説明しよう。
自宅から最寄りのO駅までは徒歩15分程。
O駅から電車Y線に15分程度乗りT駅へ。
T駅から電車G線に10分程度乗りK駅へ。
ここからの駅はリアル名でいっかな?
蒲田駅からJR線に12分程度乗り4駅目の田町駅へ。(現在は品川田町間に高輪ゲートウェイ駅が新設されて5駅目になる)
田町駅から10分程歩いた場所に会社がある。

自宅を出て13分程歩いたあたりで、下腹部に小さな違和感を感じた。が、この時はさほど気にすることもなく、そのまま駅につき、O駅から電車に乗り、しばらくはなんて事ない時間が過ぎていった。G線が蒲田駅に到着するあたりで明確な便意を感じた。が、すぐに収まってきたことに加え、駅のトイレは衛生面が気になるため、余程のことが無ければなるべく使わないようにしていた。
「後で会社ついてから、ゆっくりうんちは出そう」と、そのままJR線に乗車してしまった。もし時間を戻せるならば、この時の私に
「今すぐ、どんなに面倒でも、衛生面が気になっても、必ずトイレに行きうんちをして来い」
と言うだろう。

だが、タイムマシンなどはなく、この時の私は電車に乗ってしまった。

電車が蒲田駅から大森駅に向けて走り出すとまもなく、、先程よりも強い便意の波が襲ってきた。
ここでようやく「今日のうんちは少しヤバいようだ」という事に気づく。しばらく全神経を肛門に結集してひたすら締め続けた。約1分半くらいだろうか?大森駅に着く頃には波は引いた。ココで降りてトイレに行く選択をすれば良かった、が、なぜか当時の私は自らの肛門括約筋の力を過信するとともに、波が去ったので大丈夫だろうと甘くみていた。
プシューっと音を立てて電車の扉が閉まる。そして次の大森駅へ向けて走り出すと同時に先程よりもさらに大きな波が押し寄せた。「マジか!今か??」と内心焦る。冷たい雨が降る11月。気温は12月並みだ。にも関わらず、背中から大量に汗が滴り落ちるのを感じた。汗は滴り落ちたとしても、うんちを滴り落ちさせるものか!と気合いを入れて、この大波に挑む。肛門括約筋のみならず、尻と太ももの筋肉まで総動員して、締め続ける。再び電車が大井町に着く頃には波は引いた。
ココが最後のチャンスだったのに、この時の私はなおも「あと二駅だからなんとかなるっしょ」と気楽に構えていた。大人になってからまだ漏らした事のない、全人類に告ぐ。「うんちはチャンスが訪れたら必ず然るべき場所、つまりはトイレで出すように!」と。
プシューっと音を立てて電車の扉が閉まる。下痢腹を抱えた私を乗せたまま電車は品川駅へと向けて走り出す。するとまもなく津波のような大波が来た。ヤバいヤバいヤバいヤバい。肛門括約筋、尻と太ももの筋肉もこの長旅の中でだいぶ疲れてきている状態だ。これは、彼ら(肛門括約筋、尻の筋肉、太ももの筋肉)だけでは心許ない。この際手で肛門括約筋をアシストすることで文字通り手助けをしてやろうと、手を肛門付近に添えて力いっぱい押さえる。余談だが、数年後陣痛の際にテニスボールを思い切りケツの穴付近に押し当てていきみ逃しをしたが、アレに似ている。だが出てくるのは赤ん坊ではなくうんちだ。しかも液体に近いであろううんちだ。
「あの人何ケツ触ってんだ?」なんて、周りの目を気にしている余裕は皆無だ。たまたま同じ電車に乗り合わせた知らない人に変な女と思われるのは構わない。でも当時まだ、夫の子どもを産んでやれてなかったが故か、夫にだけはこんな姿を見せたくなかった。私は夫の死角になるよう人ごみに身を隠すことを試みた。が、下手に動くとダムは決壊するから、慎重に、慎重に、、、
何とか夫にバレずに身を隠すことに成功した!そしてそれとともに津波も落ち着き、束の間の休息。電車は品川駅に滑り込んだ。
さあどうする?あと一駅、、、このまま耐え抜くか、下車するか、、、逡巡しているうちに、降車する人波が過ぎ去り、乗車する人波が押し寄せた。すると乗車の人波とともに私の腹の波が再び襲う。もう無理だ。そう判断した私は夫に「ちょっと一回降りるわ」と告げ、押し寄せる波に逆らい出口へと向かう。出口までの3mがこれほどまでに長いと感じたことは今までにあっただろうか。乗車する人たちは波に逆らう私に鬱陶しそうな目を向けていることに気づいているので、「すみません、すみません」と言いながら何とか降車。
言い忘れているが、私はさっきからずっと肛門付近を手で押さえ続けている。さて、、電車を降りた、次にトイレはどこだ?!とりあえず最寄りの階段を上り改札階に向かう。きっとトイレの表示があるはずだ。ところが、人、人、人でなかなか階段を進めない。イライラしながらなんとか改札階に登りトイレ表示を発見。右に行き、突き当たり左、あ!あった!50mほど向こうに!!!
ところが、この安心が良くなかった。
あった!と思った瞬間に、、

デタ、、、ぶりぶりぶり。。。

私の肛門は無残にも決壊した。
長くなってきたので、この続き(どのように対処したのか)はまた次回。

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