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発達障害グレーゾーン〜たった1人でも声を出せる力

昨日、発達障害グレーゾーンの長男の他害の嵐がはじまってからの話を書くと記したが、、当時の育児記録を見返しただけで私がかなりしんどくなったので、、、
今日はちょっと箸休めで、昨日のことについて書こうと思う。

その長男が、昨日授業中に順番に読んでいくというお題をこなしている時だった。
多分息子は前の子の声を上手く聞けておらず、息子の番で止まってしまった。
するとだれかに、ため息混じりに
「自分だって間違えてんじゃん」
と言われたらしい。
それで腹を立てて、自分の机を蹴り倒し、近くに積み上がっていたノートの山から次から次へとノートを掴んでは投げたりして、ひと暴れしたらしい。。いきなりその声を発した子に殴りかからなくなっただけでも成長ではあるが、はぁー、、、
こういうことはその現場の状況だけではなく、そこに至るまでの背景も知る必要があったので、
以下は先生に確認中だが、、
察するに、息子が日ごろ、誰かが間違えたり上手く出来ないと、「何で出来ないの?」だとか「それ違うよ」だとか、言っていたのではなかろうか?もちろん、空気の読めない息子自身には全く悪気はないと思う。でも受け取った側はその都度馬鹿にされた、と感じたのではなかろうかと想像するのは容易い。
おそらく「自分だって間違えてんじゃん」の台詞はその息子の日ごろの発言や行動に対する応酬ではなかろうか。

そこで、私は
間違えを指摘されて嫌な気持ちになったんだよね、とまずは寄り添いつつ、
学校では間違えても上手く出来なくても全く構わないこと、そして自分だけではなく他人が間違えても上手く出来なくても全く構わないこと。
それを踏まえて、昨日はみんなにどうして欲しかったのか、逆に自分が他人の間違いや上手く出来ないことが気になってしまったときはどうしたらいいか一緒に考えた。ついでに、
良く聞いてなかったときは
「良く聞こえません。もう一度言ってください」
と聞いていいことと、聞いていてもわからないときは
「分かりません」
と言っていいことも教えた。

今は、自分の感情のままにたった1人でも30人を相手に行動してしまいがちで、それが息子の社会生活を困難にしていることは否めない。
が、もう少し成長して、自分の感情のためではなく、誰か他人のために、あるいは社会のために、1人でも長いものに巻かれずに戦える力を使うようになれば、この特性は世界を変えるくらいの力に磨きあげることができるのではなかろうか?
例えば、グレタさんのように。

まぁ、一筋縄じゃいかないから今日も母は泥臭く頑張る💪

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