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引き返せるし、選びなおせる。

生きていると、さまざまな場面で選択を迫られる。


「今日のお昼は和食か洋食か」という軽めな選択から「A社とB社のどちらに就職するか」などといった重めな選択まで。私たちの日常は、日々の選択でできている。


みんな、その時の自分にとっての"1番"を選んで進んでいるはず。(もしかしたら、考えがあって2番や3番を選んでいる人もいるかもしれない)

ちなみに私は1番を選ぼうと、必死に悩んで決めるタイプだった。


悩んで悩んで、時間をかけて「私にとっての1番はどれか」を探す。とにかく1番を探さなきゃと必死になっていた。

勝手に、後戻りは出来ないと思い込んでいたから



1度決めた道を引き返すなんて出来ない。残されているのは、前に進むだけだ。誰に言われたわけでもなく、以前の私は勝手にそう思い込んでいた。


でも、2回の退職とフリーランスになったことで、私はその考え方が間違っていることに気づくことができた。

1回目、退職したけどちゃんと再就職できた。スタート地点に戻って、新しい選択ができることを知った。

2回目、別の道を発見することができた。また振り出しに戻ったけど、今までとは違う道もあることに気づけた。


振り返れないし戻れないと、必死に1番を探してきた。誰に言われたわけでもなく、勝手に自分で思い込んでいた。

でも、全然そんなことはなかった。


「あれ、おかしいな?」と思ったら、立ち止まってもいい。

「間違えたかもしれない」と気づいたら、引き返すという選択肢もある。

道は一方通行じゃない。


だから、最初の選択で必死に1番を探さなくても大丈夫。


なかには、運良く本当の1番を引き当てて、そのまま進む人もいるかもしれない。でも、そういう人って、ほんのひと握りだと思う。

ほとんどの人が、どこかで立ち止まり、来た道を引き返す経験をしているんじゃないかな。


だから、以前の私のように、選択を迫られた時に必死に1番を探してしまう人は、「引き返す方法もある」ということを覚えておいてほしい。


その道を選んだから絶対に外れたらいけない、なんてことはない。

振り返って来た道を戻ればいい。

そして、選びなおせばいい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。