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作品集

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私の経験や体験をもとに、さまざまな思いを綴ったエッセイです。似たような思いをしている人の背中をそっと支えられますように。
運営しているクリエイター

#webライター

3年目の終わりも「ありがとう」を伝えられるように。

5月1日から、フリーランス3年目に突入する。 文章が飛び抜けて上手いわけでも、特化した執筆ジ…

46

泳ぐ水鳥をわざわざ潜って見る人はいない

簡単そうに泳いでいるなーと思っていた。視線の先には、水面を気持ちよさそうに進んでゆく数羽…

37

本当の面白さは、背景に隠れているのかもしれない。

ライターの仕事をするようになって、勉強する時間を確保することが当り前になっている。 正直…

54

たぶん私は、これからもラムレーズンサンドの話をすると思う

私のTwitterのアカウントは、ライターらしくないのかもしれない。(ラムレーズンサンドと、言っ…

73

支える文章。

Twitterからの通知を開いた後、私はいただいたメッセージを読んだ。嬉しさと驚きで、何度も…

41

のせて、残す。

あなたは何が好きですか? 今、何に興味がありますか? 子どもの頃は我慢せずに言えたのに、…

35

距離感

静まりかえった夜、パソコンの画面を見つめ手を動かす。夜に弱いわたしは、普段なら0時をすぎる前に寝ている。許容範囲以上の仕事量を受けてしまった自分を少し恨んだ。 微かな睡魔と自己嫌悪が混ざって、心は不安定にゆれている。それでも中途半端なものは絶対に出せないし、出したくない。自分を奮い立たたせて、1人頑張っていた。 そんなとき。 数時間前にした、徹夜決定ツイートにお知らせが届く。普段、そういうツイートは控えているけど、夜の力も借りて、ほんの少し本音を零してしまった。恐るおそ

彼女が断られなかったわけ。

「お客様の購入された商品は、必ず出口までお持ちすること」 新卒で入社した和菓子屋に勤めて5…

24

まさかロックバンドの演奏を、神社で聴くことになるなんて。

バンドといえばボーカルにギター、ベース、ドラムがお決まりの編成だ。 でも、わたしの好きな…

30

わたしの部屋は特別になる。

フリーランスの生活が始まってから、目覚ましがいらなくなった。あの、けたたましく鳴り響く音…

28

自分のなかの旬を知る。

文章が主役であるTwitterやnoteは、わたしにとって居心地がいいと思える存在。インスタも試し…

43

先生になってわかったこと。

「3時間目の授業を始めます。よろしくお願いします!」 大声なんて普段出さないから声が少し震…

29

息がしやすくなった。

昔は何かを選択するとき、自分だけでは決めきれなかった。誰かに背中を押してほしくて、周囲に…

59

その否定は、本当に必要なのか。

わたしは、褒められるのが苦手だ。せっかく相手が褒めてくれても、ものすごい勢いで否定してしまう。(過去に「そんなに否定しなくても…」と引かれたことがある) 本当は褒められるのは嬉しい。凄く嬉しい。小躍りしてしまいそうになるくらい嬉しい。(傍から見たら、ただの怪しい人になるからやらないけど) それでも、素直にありがとうが言えないのは、自己肯定感が低いとか、コンプレックスとか理由は沢山ある。もちろん、せっかく相手からの好意を真正面から否定して、無下にするのは申し訳ないという気持