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屋内でも熱中症に要注意。エアコンの節電と両立する方法はあるのか

今年は梅雨が早く明け、例年より暑い夏に感じている方も多いです。

一方で、電気の供給力の減少から電気需給がひっ迫していることを受け、たびたび「節電のお願い」が出されています。

さらに松野官房長官は2022年6月28日の記者会見で、電力会社が提供する節電プログラムに参加した家庭への2000円相当のポイントの付与について、「8月中」に開始する方針を明らかにしました。

節電ポイントも話題となっていますが、気になるのが屋内での熱中症です。エアコンを過度に節電してしまっては、熱中症のリスクも高まってしまいます。

こうしたジレンマを抱えながら、今年の夏を過ごしている方は多いのではないでしょうか。地球環境や節約のためにエアコンは控えたいものの、やはり熱中症は気になります。

エアコンとの上手な付き合い方について考えていきましょう。

節電ポイントが過熱化

今年の夏は「節電ポイント」に注目が集まっています。電力ひっ迫を回避すべく、政府が新たに導入した対策で、節電した家庭に節電ポイントを付与するというものです。

すでに東京電力や東京ガスなど、数社の電力会社ではポイント付与の事業を始めています。

ただし、節約のためにとむやみにエアコンを控えていては、我慢を続けることとなりモチベーションは保ちにくいもの。それどころか、屋内でも熱中症のリスクが高まってしまいます。

屋内でも熱中症は発生する

消防庁の「熱中症情報」によると、2022年7月4日~7月10日までの全国の熱中症による救急搬送人員は、5744人でした。このうち、約半数である48.1%は住居で発生しています。

出所:消防庁「熱中症情報」

高齢者が多いものの、成人は31.3%、少年は11.0%、乳幼児が1.0%を占めています。

こうした状況から、屋内でも熱中症リスクは高いことを認識し、日頃から対策することが重要だと言えます。

環境省によると、熱中症を引き起こす要因は「環境」「からだ」「行動」の3つです。このうち「環境」として、「気温が高い」「締め切った屋内」「エアコンのない部屋」などがあげられており、屋内でも熱中症になる環境があることが示されています。

こうした中、エアコンの温度をあげて我慢をするというのは、危険な側面もあるでしょう。では節電と熱中症対策は、どのように両立させればいいのでしょうか。

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