見出し画像

内なる悲しみと向き合う

⼈は皆、悲しみ、⾟い事を抱えながら

表には出さず⽣きている。

⾃分だけが⾟いわけじゃない。

悲劇の主⼈公になったつもりでいるな。

と、私の尊敬している⼈に⾔われた事がある。

今回岩朝さんと⾼⽊さんの対談を拝読して

感じた事は、お⼆⼈もまた悲しく、⾟い経験をされてきたが、

そこには愛情があるから、愛情が注がれているから、⼈に思いやりの⼼や、

⼈に寄り添える⼈になれるのだろう。

ここに書かれている

“⾃分が愛され、受け⼊れられるという安⼼感それが育みの栄養になる。

受けた愛情は絶対に誰かに返そうと思うもので、愛情を注げば注ぐほど、それ

を受けた⼦はいつかそれをアウトプットしようとする

愛された⼦は間違いなく⼈格者になる

虐待を受けた⼦は残念ながら誰も信⽤できない。”

普段から愛情を持って接してもらえば、必ずそれを返そうとする

逆に粗末に扱われれば、信⽤しなくなる。

これは、⼦供だけではなく⼤⼈の⼈間関係でも⼀緒だと思う。

⼈間には、よくも悪くも

感情や、感情表現、表情、⾔語など

⼼と頭、⾼度なコミュニケーション能⼒があるから、⼈の本質をカムフラージュもできる。 その他の動物と⽐べて複雑に出来ているからこそ、⼈を傷つける事も安易なんだろう。

だからこそ

稲盛和夫さんの⼼のあり⽅にある

“⼈に対する思いやりの⼼”

愛情をしっかり注がれれば⼼が豊かになり、⼈に思いやりがもてる

思いやりがあれば世界は豊かになる、⼼が貧しい⼈は、不平不満、

⼈がしてくれないとか。本当は周りがどうかは関係ない。

⾃分の⼼の持ち⽅でいくらでも幸せになる

に繋がるのだと思います。

また、ダライラマの

“もし、あなたが誰かを幸せにしたいなら

思いやりを持ちなさい。

もし、あなたが幸せだとなりたいなら

思いやりを持ちなさい

すべてに対して思いやりがあれば

世界はきっと豊かになる”

とやはり”思いやり”を持つことが

⾃分の⼼をも豊にして、⼈にも与えることができる。

与えることはもらうこと

それを実践できることこそ⼈間⼒

私は普段から⼈に思いやりをもつことを

⼤切だと思って⽣きていますが、

それは⾃分に近い⼀部の⼈になってしまいがちです。

もっともっと視野を広く、

沢⼭の⼈に思いやりを持てる⼈間になりたいと思う。



この記事が参加している募集

#読書感想文

192,370件