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心に残る言葉

人は生きていく中で、環境や関わる人たちが変化する。
少なからず私の人格はその環境や関わる人たちによって変化し形成されていく。
心に残る言葉とは、その時いる環境や置かれている自らの状況にとって
必要だと感じる言葉を取捨選択して自分の心の中に残る、とどめておくもの。だと思う。
筆者の心に残る言葉が、ここにはいくつか書かれているが、筆者が41年の致知に向き合ってきた数々の出会いや気づき、経験から得た心に残った言葉としてとても深く、重く感じた。
筆者はこの長い時間の中で致知と正面から向き合ってきたということがわかる。

私の心の中に残る言葉がある
“一方聞いて沙汰するな”
片方の意見は話を聞いて判断しないこと。いろんな意見を聞いて物事を判断すること。
これは日頃気をつけないといけないと自分を戒める意味で心に残している言葉。
つい人の話などを聞いて決めつけてしまう。先入観を持ってしまうこと。があるが、
なるべくいろんな人の話や、実際自分の目で見て判断することを意識する。

“捉え方、見方によって良くも悪くも捉えられる。全ては己の感じ方次第”
辛いときこそこの言葉を思い返し自分に言い聞かせる言葉で、
なんでもポジティブに捉えて、下を向かずに前を向いていくための言葉。

“誰かのために生きてこそ人は価値のある人生だ”
自分の為、自分がハッピーでいることのためには限界があるが、
自分が大切だと思う人や、自分が守りたい人の為に生きる人生や
誰かを笑顔にする為に生きる生き方はとても強く、価値がある生き方という考え方を
教えてもらった。

これらの言葉たちは、私が道に迷ったり、悩んだり、辛い時に教訓になる言葉である。
筆者が特集の最後に書き記した「自未得度先度他」自分はまだ悟ってないが、
悟った分だけ人々を救っていくこと。伝えていくこと。が大切なのだ。




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