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ウソみたいだろ、もう立派なおじさんなんだぜ、それで。

35歳、もう世間一般でいえばおじさんです。
学生時代の私の中の35歳に対するイメージはかなり大人でしたが、現実は中々どうしてまだまだ子供です、、

と、そういう話がしたいわけではありません。髪が薄くなってきたとか白髪染めをしたとか、特に何も起きてませんので。
 
おじさんはおじさんを自覚する必要があるという、今回はそんなお話。
 
私の勤める会社は、営業部門の部署のため、社内で企画を練ったり、資料を作ったり、各種申請を関連部署に出したり、社内で主に仕事をしている上の層と、営業に出て色んな県に出張したりする若手層に別れています。
※もちろん若手も資料を作ったりすることはありますが、主には。
 
それなりに大きな会社なので地方への異動はありますが、定着するとその営業部門のある他の県を転々とする感じで、段々と役職を上げていきます。

大体、どこも若手層と二分されてる組織体制です。
「若手にも営業以外の仕事を、上下は関係ない!」とするには、かなり経験値や知識が占める部分もあり、そこが崩れることはなく、それに不満があるわけではありません。
 
で、そういう組織体制ですから、新卒の女性数人が必ず配属され、何年かは部署移動はないので、25才以下が全体の半分を占めるほどいます。
 
定着して段々と役職を上げていく上司は歳を重ねます。
 
でも、若手は必ず新卒から存在します。
 
すると、おじさんは自分が接している年齢層が変わってないせいか、うちの会社にいるおじさんの内、「半端な役職」と「半端な年齢」の方々は何故か自分の年齢がどこかで止まっているかの様なコミュニケーションや距離を取っているのです。
 
これは、かなり問題です。
もうおじさんだから、という自虐的な発言をするくせにどこかで「とはいえ、普段から若い子らと接しているから普通の自分達の世代よりは感覚は若々しい」と思っているのです。
 
おーーーまちがえ!!
それ、おーーーまちがえです。

五十歩百歩とは正にこのこと。若者からしたら、おじさんなのです。
 
以前、二十歳前後のカップルがレンタルDVDの棚を見ながら「久々にポケモンでも見よっか、どれが良い?あー、これむっちゃ泣いたわ?」という会話をしていました。

彼等にとって劇場版ポケモンは、私にとってはジブリみたいな立ち位置なのでしょう。
そんな感覚はどう足掻いても、私からは出てきません。

とりあえず、世の中のエンタメ事情はなんとなく入ってきていますが、それは当事者として受け入れではなく、あくまで後追いであり「今更何いってんすか?」くらいのことなのでしょう。
 
それと、最近よく社内で見掛けるから気付いたのですが、男性でアンテナが高い人も気を付けるべきだと思ったことがあります。
それは、「若者と話す時に、過去の知識を重ねない方が良い」ということです。
 
ドラマや漫画やらの話題をしている時に、若者はそれを新しいものとして、【現時点未体験のもの】として扱い、楽しんでいます。
しかし、おじさんは得てして経験を語りたい違法電波です。
やれ「あの俳優は昔こんなだった」
やれ「あの漫画は結果あの漫画と設定が似てる」
やれ「」やれ「」やれ「」

興醒めも良いとこです。
 
知識は、体感や感情の共有の要因として弱いということ。
むしろ、邪魔なこと。
心掛けなきゃと思うわけです。
 
おじさんはおじさんを自覚した距離感で。
「飲みにいって打ち解けて」、、本気かオイ?
相手のリアクションちゃんと見れてるか?
ひょっとして、笑顔貼り付かせて表情筋の筋トレでもさせてあげてるのか?

と、ドラマや漫画を語りたいおじさんの私は、そんな他のおじさんを反面教師に今日も仕事をしています。
 
そんな自分に言い聞かせるために、タッチを模したタイトルにしてみました、、ただ、、

、、足掻くわけじゃないけど、タッチ読んでるほど上の世代じゃないですけどね、私。私の世代はH2ですけどねー!!
 
あ、それでもおじさんはおじさんなんだ?苦笑
むずかしーよ

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