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[Ycomまとめ]初期に創業者が犯す最大の誤ち
①興味のない課題を解決しようとしてしまう
- 取り組んでいる課題に興味を失ってしまい失敗することは多い。5年以上は取り組み始める必要がある。
- 欲しい人がいるであったりクールなアイデアだから始めるのでは5年以上情熱を燃やし続けることは難しい。
②興味のないユーザ向けのサービスを作ってしまう
- Twitchの立ち上げ時、ゲーム実況動画が多く成功したが、創業者がゲーム好きの人を助けたいという強い思いがあったから
③あまり知らない人を共同創業者にしてしまう
- 課題をたくさん一緒に乗り越えていく必要があるのでよく知っている必要がある
- 友人、同僚、プロジェクトを共にした人などが理想
④創業者同士のコミュニケーションに透明性がない
- 成果(どれくらい一生懸命働くか)、ゴール、役割(誰が何をやるか)について明確にコミュニケーションをとり大きな揉め事をしないことが大事
⑤サービスをローンチしない
- 準備できていないと反応を不安に思ってサービスをローンチしないのはよくない
- snapchat、instagram、uberのローンチ時のサービスなんて誰も知らない。早くローンチしユーザーに使ってもらう方がいい。
- fintech系など規制が多い業界のサービスなどではしっかり準備が必要など例外はあるが、基本的にはできるだけ早くローンチしてカスタマーの反応をみた方がいい。1ヶ月以内でMVPをローンチできる。
⑥分析しない、ユーザーの行動を計測しない
- どの機能が使われていてどれが使われてないかを明確にすべき
⑦最初のユーザーがどこからきたかわからない
- 興味のある課題、ユーザー向けにサービスを作っているのであれば最初の100人ユーザーは深堀りが十分できている必要がある
⑧優先順位が間違っている
- 採用、カンファレンスにいくこと、投資家との交渉などを優先しているスタートアップが多いが、最初はカスタマーと話すことが大事
- 本当にスタートアップがやるべきことはサービスをリリースしカスタマーに使ってもらいフィードバックを得ること
感想
- 起業前に聞いておきたかったアドバイスばかりで、自分もほとんど起業当初にぶつかった課題でした。
- 起業当初に、全然興味ないサービスを作っていた時がありましたが、すぐに周りのアイデアやtechchrunchの資金調達ニュースが気になってプロダクトを変えている時期がありました。その時期は全然集中できていなかったと思います。外野の声が気にならないくらい熱中できるサービス、顧客に対してサービスを作る状況が大事だと実感しています。
- 自分は学生起業だったこともあり役割や目標などを明確化せずとりあえずがんばっていこうというスタートを切ってしまい、それも歪みを生んでしまったと思っています。友達だからとかは関係なく会社である以上、目標、役割などは文章に書くくらい明確化して全員の認識を揃えることは大事だと思います。
- サービスをローンチしないというのも自分が陥った過ちの一つです。外国人向けのオンライン日本語教育サービスの開発に6ヶ月かけ、ニーズがなかったということがありました。それっぽいプロダクトを作ることでなく、ローンチすることを目標にすれば、プロダクトなくてもskypeで日本語を勉強したい人を募集するだけもニーズの検証はできたと反省しています。
- 起業当初に起業家の集まるイベントばかり行っている時期がありましたが、それが事業の成長につながったことはありませんでした。進んだ気になりますが、一切事業が進むことはないので明確な目的がないイベントは行かないでプロダクト開発やユーザーヒアリングに時間を使った方がいいですね。
- 今のプロダクトを作った時は、ユーザーの面接に何十回も同席したりどうやってサービスを使っているか何十人もみることでどのユーザーが特に課題が大きく、どんな機能がほしいかとても明確になりました。初期のユーザーヒアリングはとても大事ですね。
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