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ほんとのたわむれ イベントについて

こちらのページでは7/27(土)下北沢LIVEHAUSでおこなわれるライブイベント「ほんとのたわむれ」に関する情報を集積しています。


イベント概要


日時:2024/7/27(土)
会場:下北沢LIVE HAUS
ACT:田島ハルコ/金曜日/にゃにゃんがプー/ゆnovation/Hi, how are you?/onett

Open 18:20 / Start 19:00
Adv ¥3,000 / Door ¥3,500(+1d)

前売りチケット予約フォーム

※7/25 前売り予約締め切り

物販ブースあり(田島ハルコ、Hi, how are you?、ゆとぴやぶっくす)

出演順

19:00 START
①Hi,how are you?
②onett
③金曜日
④にゃにゃんがプー
⑤田島ハルコ
⑥ゆnovation

似顔絵イラストは風見2さん!

出演者について

全6組の個性あふれるミュージシャンについてゆとぴやぶっくす店主が主観と私情99%でご紹介させていただきます(五十音順)。

onett


埼玉県出身・在住、埼玉成分高めレペゼンさいたまの宅録SSWのミュージシャンです。ライブではバンド編成ですが、普段は作曲、作詞、歌唱、楽器まで自分ひとりで制作しています。だからこそなのか、手びねりの陶器のようないびつな「ハンドメイド感」あるいは「熱」…が感じられる楽曲が特徴的です。
10代の頃にみていた夕方のアニメで流れていた音楽が晩ごはんの匂いとともに思い出されるような、どこか懐かしいJ-popみとボーイッシュさが強烈な個性となっています。オルタナのミスチルが作ったドリーム・ポップ・ロック、とでも言いましょうか。
ゆとぴやぶっくすのテーマソングを作ってくれたりと切っても切れない縁があります。
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金曜日


どこか異国のジプシーめいた雰囲気を漂わせるバンド、金曜日。いろんな土地を放浪して巡り合った仲間達とともに旅先の景色や空気感を届けてくれるような吟遊詩人の楽団というイメージが脳内に浮かび上がってくる、物語性を感じさせる音楽を作っておられます。
まったりしたテンポとメロディでどんなフィーリングにも寄り添ってくれる包容力があるのも金曜日の音楽の魅力。
フロントマンのんミィさんはゆとぴやぶっくすの店頭企画「ロシア文学特集」で選書と入門ガイド本、「ロシア文学の魅力 作品との距離を縮めるかもしれないいくつかのトピック」を書いてくださった御縁もあります。インディーミュージックシーン随一のロシア好きと言えましょう。いや、言い張っていきましょう!
喋ると知性とシャイネスに富んでいて、そして何よりとても優しいんミィさん。そんなお人柄を伺わせる音楽を作っておられるなあとしみじみ感じ入ります。
Baの藤木さんもゆとぴやぶっくすにご来店くださったりと、本好きな方々が集まっているようです。ブックガイドにも熱量高めの寄稿をしていただいたのでこちらもどうぞお楽しみに。

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田島ハルコ


KINGにしてDIVA、あるいは女神(ミューズ)にして魔羅(マーラ)……。二律背反をアウフヘーベンして天駆ける龍の巻き付いた剣のキーホルダー……のような存在とでも申しましょうか……。
ミュージシャン、トラックメーカー、LINEスタンプクリエイター、YouTuberと一言でくくれない幅広い活動をされていてそのどれもが田島ハルコ印のついた唯一無二のハイクオリティなものばかりです。
とにかく百聞は一見に如かず。一度ライブや作品に触れてその自我の洪水に圧倒されてほしいです!

作るものは強烈ですがご本人は思慮深さと優しさにあふれていてお会いするたびに一人の人間の持つ複雑さ奥深さについて実感させられ、田島さん、好きだなあ…という気持ちを更新します。

ゆとぴやぶっくすでは昨年ポップアップ「ブックセンターたじはる」を開催させていただきました。田島ハルコさん制作の爆裂開運缶バッジもガチャガチャにして常設で店内で販売しています。
今回のイベントでも物販コーナーでオリジナルの雑貨やグッズも販売していただく予定です。

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にゃにゃんがプー


にゃにゃんがプーさんの久しぶりのライブ出演ということで今回のイベントはかなり注目していただいているように感じています。
ゆとぴや店主が昔やっていたWEBサイトでインタビューした(田島ハルコさん、onettさんも登場していただいた)こともあり、その時ににゃプさんの来歴について伺った気もするのですが、その原稿を完全に紛失したのでもはや自分もにゃプさんがどのようにあらわれ、どのように認知したのかの経緯が思い出せないのですがインターネットを検索していたらこのようにわかりやすく(?)まとまっていましたので丸ごと引用します。

にゃにゃんがプーは静岡・浜松のシンガー・ソングライター/トラックメイカー。プレス・リリースによれば〈可憐な歌声と隠しきれないスター性からニューウェイブ・アイドル視されることもあるが、8bitサウンドのロシア製作曲アプリなどを使用し、作詞・作曲・編曲・演奏すべて自身で行うミュージシャンである〉とのこと。〈ロシア製作曲アプリ〉とは……?

そんな彼女は、2015年にDANGBOORURECORDから発表したシングル“ニュー餅太郎”がカルト・ヒットとなったことで知られている。童謡ともコミック・ソングともつかないファンタジックで謎めいた歌詞、脱臼した(だが緻密な)ローファイ・シンセ・ポップ・サウンド、そして独特のアイコニックな歌声で、いまも多くのリスナーに衝撃を与え続けている一曲だ。

https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/20521

ニュー餅太郎とはじめて出会った時の衝撃たるや!ライブも何回か足を運んだのですが、ニュー餅太郎の会場のブチ上げっぷりは今でも忘れられません。
2019年に「イルカちゃんの推理はあてにならない」がリリースされた時もうれしかったですね。NEW WAVEのアヤシゲな幻惑感がありつつもヤングアダルト小説のようなフレッシュでめくるめく言語感覚に陶然とします。勝手に"裏”「ゆとぴやぶっくすのテーマソング」だと思っています。
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Hi, how are you?


ただただ店主が大ファンでダメ元でオファーしたら快く受けてくださったHi, how are you?こと原田晃行さん。
前述したにゃにゃんがプーさんのライブに行った時にハイハワも対バンで出演していてその時にみたのがはじめてでした。
その時に確かバレンタイン仕様のカセットテープを買ったのですが、当時まだカセットでリリースしてる人は少なく、チョコレートのパッケージみたいなデザインもかわいくてその貫き通されたセンスに痺れたのを覚えています。

しばらく聴いていない時期もあったのですが、2021年に出たアルバム「High School, how are you?」になんじゃこりゃーとハマり、そこから既存の作品も聴き直し、去年御茶ノ水のジャズ喫茶でのライブにも行きました。
ハイハワの曲は音源で聴いてももちろんいいのですが、演奏がとにかくかっこいいです。原田さんの過剰なまでのサービス精神あふれるパフォーマンスにボーイズもガールズも目がハートになること間違いなしです。物販もあります!
ラジオも楽しくて…こちらもおすすめです!!
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ゆnovation


鍵盤ハーモニカを自在に操るゆnovationさんも埼玉出身のミュージシャン。
この記事で何度か話題に出していますが「ゆとぴやぶっくすのテーマソング」に歌唱と鍵盤ハーモニカで参加していただきました。
その時の経緯についてはブログで詳しく書いてくださっています
ご実家が近いということでよく店にも来てくださったり、閉店後にご飯に行ったり、読書会に参加してくださったり…。ありがたいですね…。
テーマソングのオファーをするときに伝えたのはゆのべさんの歌声が柔らかく中性的で、店のイメージとしてジェンダーレスにしたいという希望にマッチしているということです。
実際にコミュニケーションをとりながら制作に入って、こちらが想定していたのをふわっと飛び越えるような形で軽やかに歌い上げてくれたのに驚きました。また、当初想定していなかった鍵盤ハーモニカの音まで付け足ししてくださって!それもまた想像もしていなかった、言語化もできない音色とアレンジでした。鍵盤ハーモニカってこんな表現ができるんだ!と目からウロコ。音楽が変化していく様、出来上がっていくところに立ち会ったのがはじめてだったのもあり、驚きだらけの体験でした。
そんなわけでゆのべさんの作る曲はまさにセンス・オブ・ワンダー。当日どんなパフォーマンスをしてくれるのか楽しみです。

SoundCloud

以上、6組のみなさんをご紹介しました。
また、店主が独断で選んだおすすめ曲を詰めたプレイリストも作りましたので予習にこちらも聴いてみてください。

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来場者特典について

来場者特典として出演する6組のミュージシャンのおすすめ本を紹介したブックガイドを配布します。それぞれのおすすめ本は当日ゆとぴやぶっくすの物販コーナーで販売、閲覧用に展示する予定です。

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主催の思い

このイベントは南浦和の本屋、ゆとぴやぶっくすの主催でお届けします。
イベントを思い立った経緯としては夏場はどうしても店舗の来客が少なくなるため、何かイベントをしたいというのが一番大きな理由です。
その中でもライブイベントにしたのはお店に関わってくれる人に音楽関係者が多いので、その人達を一挙に集めたら楽しそうという単純な理由です。すみません。
あとは普段本屋(しかも埼玉の…)にわざわざ足を運ぶことにハードルを感じる人たちにリーチしていきたいと思ったこともあります。
その他にもいろいろな理由がありますが夏らしく楽しいお祭りがしたいということで思い立ちました。

店主が好きで関わりがある方々にオファーした形ですが、こうして集めて一つのイベントにすることでそこでの文脈が生まれるのも面白いと思いました。アンソロジーを編むのに似ているような気がします。

見えてくる共通点は、どこか物語性があるけれどもおもちゃ箱をひっくり返したような雑多さ、キラキラとしたポップ感覚、でもレンジは広く…。

本屋と本ではないものを作っているクリエイターによって編まれる新たな文脈、言語と非言語が溶け合う世界観をお楽しみいただけたら幸いです。
当日、お会いできることを楽しみにしています。

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