私の今の立ち位置

最近の自転車との向き合い方。

富士ヒルが終わった。心身ともに一旦リセット。というか子供の絶妙なお風邪ローテーションに漏れなく私も加わり、強烈な牽きで半強制的に諸々ストップ。
ただメンタルは2月以前には戻っていないものの回復傾向でマル^^。
フィジカル的には、靱帯損傷部分とその代償から来る体の癖を知るところからスタート。以前のドクターと理学療法士に連絡とり診察とリハビリを開始。本当に1番下の積み木を積み並べてくじみぃ~な作業。

今回は今の自分の状況と共に、敢えて語弊を恐れずに簡単に説明するブログ。では、いってみよう~。
「例えば片足のスクワットをするとする。」
(因みに今ここで片足スクワットを取り上げている意味はなく思いつきレベルというのを念頭に置いて欲しい。)。
そしてそれを行うための体に必要なパワーを10とする。大抵、概見上のやり方などは今の時代ネットで簡単に分かる。そして自分がやる場合、前ももに9力が入るとする(何度も言うが片足スクワットのやり方の話ではないので、ここで良いか悪いかの言及は避ける。)。
で、自分が自転車が速くなりたいと思って、いつもここが疲れ始めるからと言って、ひたすら前ももに9刺激が入るままトレーニングを続けるとする(回数を増やしたり重りを持つなどして。)。ある程度は強くなる。ただ頭打ちがいずれくる。そもそも個人差あれど自分が前ももの出せる力の上限で頭打ちとなる。歳をとっていれば尚更そのトレーニングは回復とともにキツくなる。場合によっては他のところに代償も来て、癖になって痛みが取れなくなったりする。でもそこで色んな勉強して情報を取捨選択して正しいやり方と、体の使い方を知れたとする。(因みに今の時代どんな分野でもここが難しいと思う。本当の専門家で総合的勘案も出来て、正しくしかも最新のことを知っている人に辿り着き情報を得る事と、自分が勉強してそれを理解する土台が備わってる事が必要だからだ。仕事でも何でも、あぁこの人はこのレベルの事しか理解してないなと思われたらそのレベルでしか教えてくれないのと同じ事。)。
一歩進んで、そこで自転車にとっての正しい片足スクワットが前ももに入る力が6でその他が4だと知れたとする。(何度も言うが自転車と、今ここで言ってる片足スクワットとは説明するだけの手段である事を念頭に聞いてもらいたい。)。
そして初めてその他の所に4の力が入る様に試すことになる。しかしやってみると、2しか力が入らない事を発見したとする。そこで2を4にするトレーニングの方向に舵を切る意思決定をする。概ね間違ってなく、少なくとも前もも9のまま、がむしゃらにトレーニングするよりは良いが、ただ2から3に力を入れた時、本来力が入っては行けない所に力が入ってしまってるとすると、ここでも2から4にするためのがむしゃらトレーニングだと、やればやる程乖離して結局は思った様なパフォーマンスが手に入らない。
つまりこの場合のまずやる事は、2から3に力の出力を上げたときに、本来力が入っては行けない所が脱力出来て3が出来るようにする事。これが最初の一歩目の正しい道筋。少なくとも私はそう思う。色んな分野の一流と思える人の話を聞いて、一点で交わるから。

そして今の自分の立ち位置がつまる所ココ。
①先ずは3にする時、余計な力が入らずにそこだけが上手く出来る様にする。⇦
②次に2を4に持って行くトレーニングをする。
恐らくここまでが多分地味で相当長い。その後で、
③6:4で正しく一回出来るようにする。
④6:4で回数を増やせてトレーニングできるか重さを増やせてトレーニングできるようになる。
⑤同時進行的に自転車の上で自然にそれが出来るようにする。
⑥完全にコントロール出来るようになる。

自分が思うに、ここまで来てようやくPOLだのSSTだのインターバルの話が出てくる。本当の意味での基礎作りの乗り込みとは正しい乗り込みをしないと頭打ちになる感覚。

まぁ本気で強くなろうと思ったら長いよね。
因みに自分が求めている強さを得る為にこれを続けられるかどうかは、また別次元の話。今は遠くを見過ぎないし、何よりも自転車に乗る事そのものが楽しいから色んな方向性があると思うしね。

ただ、自分はこう思ったりもするかな。それこそ50、60、70過ぎても自転車に乗りたいと思えるような故障のない体でいれる事と、上記のトレーニングは一致する。速さ求めるとかうんぬんだけでなくね。

あと、幸いにも自分の体の変化を見て行くのが私は好きだ。
ヨシヨシ^^

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