「りゅうのいっか」

いつものようにりゅうのこども、りーすけくんは、あさがおにおみずをあげるため、はやおきをしました。それから、さいているあさがおに「おはよう」といいました。りーすけくんはそのあと、つくりかけのジグソーパズルをつくりはじめました。おそとでは、すずめのあにきがちゅんちゅちゅちゅんちゅんとないておられました。そうしているうちに、りーすけくんのおかあさんりゅうの、りーこさんのよぶこえがしました。「ごはんができたわよ」「はーい」りーすけくんはテーブルのあるへやにやってきて、いすにすわりました。りーすけくんのまえにはこれからおしごとにでかけるおとうさんりゅうのりーぞうさんがしんぶんしをよんでいました。りーすけくんはしんぶんしのないようがきになって、「なんてかいてあるの？」とききました。りーぞうさんは「うーん」といってから、りーこさんのはこんできたコーヒーをすすって、「よくわからないけど、いろいろあるようだよ」といいました。りーこさんはふたりがはなしをしているあいだに、トマトとブロッコリーとレタスのサラダにしおをふってテーブルによういしました。あと、パンがチーンという、おとといっしょに、オーブントースターでやきあがりました。みんなのぶんのコーヒーとミルクがそろったので、「いただきます」とりーすけくんとりーこさんとりーぞうさんはこえをあわせていいました。そとではすずめのあにきがないています。りーすけくんはあとで、すずめのあにきにごあいさつしようとおもいました。