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映画「アラジン」を見てきた!

王様になりたい王女。女性が強いね、この映画。アラジンの昔のアニメの方でも、そうなのかな。王様になりたいことは象徴に過ぎなくて、女性という役割の束縛からの解放を求めている、ということだと思います。しかし、その部分はこの映画の一部分です。

面白かった。前回見た「スパイダーマン:ファーフロム・ホーム」のように「飽きさせない」という意思を感じるほどの、派手な動きはなかったけれど、飽きずに見られました。

主人公のアラジンは盗賊です。でも、良い心を持っているという古典的なキャラクターです。シュチュエーションとしては「格好いい」と思うけれど、人の物を盗むのはやはり犯罪だと思うので、どんな事情であれよくないとは思う。冒頭でパンを盗むけれど(まあ直接アラジンが盗んだわけでないけど)、パン作るのは時間はかかるわけだからね。

その時の盗みとは、世間知らずで盗みとも思わず売っているパンを、貧しい子供に与えてしまったのが王女ジャスミンなわけです。出会ってからの逃亡劇が派手で良いですね。ということで二人は恋に落ちるわけです。

アラジンが魔法のランプをとって、ランプから出てくる魔神ジーニーが大変、明るく面白い。彼を中心に劇中ミュージカル風に踊って歌っての場面が多くなるのだけれど、その場面が大変素晴らしいわけです。楽しくて、楽しくて、目が踊り出しそうです。

ジーニーにしても、アラジン、ジャスミンは大変魅力的な人物造形で彼らの物語を見たいと思わせます。

最後は少し、駆け足で御都合主義的な展開になったりするけれど、きちんと解決して、結末も良かったです。

力ずくでなく、知恵で物事を解決したのは良かったですね。

最初に書いたように「王様になりたい、王女」というテーマを内包しています。しかし、それは主人公アラジンのテーマではないです。そう考えると、アラジンも十分魅力的ですが、物語としてジャスミンの方が魅力的ですね、特に終盤で歌を歌う時とかね。「もっとジャスミン視点の物語でも良かったのでは」と思わなくもない。原作があるから、変更するのは難しいと思うけれど。ジャスミンがアラジンと魔法の絨毯で街中を見る場面は感動しました。

なんか無理やり批判点を探してしまった。なんだかんだ言ってすごく面白くて、楽しかったです。


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