コンサルの仕事がしたい vol.3

皆さん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうかっていう日本語あるけど、絶対どう過ごしてるか興味ないようなって思いながら書いてる久保です。

ただ、僕の拙い文章を読んでくれている皆さんには感謝です。

vol.1とvol.2はこちらから。

サテサテ、今日も始めていきます。

11ロジックツリーを使いこなす。

コンサル会社に入って学べるものの筆頭といえば、ロジックツリー、構造化、問題解決法といった、一連のロジカルシンキングや問題解決の手順です。

ではなぜこれを学ぶ必要があるのでしょうか。

学ぶ4つの意義

1一生使える。

ロジックツリーや問題解決法は時代に左右されない最も基礎的なスキルのため一生使えます。

2全体が俯瞰できるようになる。

ロジックツリーが書けるようになると問題の全体像が見えるようになります。そうすることで話をするときに、それぞれの話が全体の中でどういう位置づけなのかが頭の中で視覚化できるようになり、大事な話といらない話を区別することができるようになります。

3捨てる能力がつく。

重要度が判断できるようになると、いらない部分をステ、自身を以て重要な部分にだけフォーカスを当てることができます。そうすることで非常に効率的に速いスピードで仕事をすることができます。

4意思決定のスピードが上がる。

重要度の判断ができ、捨てることができれば、結果的に意思決定のスピードが飛躍的に上がります。

そうすることで仕事全体の質が上がります。

日常生活においてロジックツリーを身に着けるために鍛えることができます。

例えば、毎朝通勤電車の中で目に入るものを使いロジックツリーを組み立てるというものです。例えば、周りの人が読んでいる新聞に、「ヤクルト、首位に躍り出る。」という見出しがあれば、「ヤクルトが強くなった理由は」という問いを立ててロジックツリーを作ることができます。

これを毎日続けることで、ロジックツリーを使いこなすことができます。

ただし1つ注意点があって、これには作ったロジックツリーをフィードバックしてくれる、指導者が必要です。毎日添削してもらい、上達させることが一番の使いこなすための近道です。

やはりロジックツリーは何か考えることすべてに役に立つと思います。しかも人間は考えることをつづける生き物です。効率よく考えるにはロジックツリーを身に着けるのが最善でしょう。

これに関してはvol.1で言ったように、僕も毎日ロジックツリーを書く、大野さんにフィードバックをもらおうと思います。

ただ、まず書き方を学ばないといけないので、まず、「問題解決プロフェッショナル『思考と技術』」という本を読もうと思います。この本のレビューも後々皆さんにシェアできたらと思います。

12雲雨傘提案の基本。

「黒っぽい雲がでてきたので、雨が降り出しそうだから、傘を持って行った方がいい。」

これは事実と、解釈と、アクションの区別をつけることの例えです。

雲というのは事実を指します。実際に目で見て判断した事実ですよね。

雨が降り出しそうというのはその事実から推測される解釈です。雲が黒いという事実から、雨になるだろうという解釈を引き出しています。

最後は傘です。雨になるだろうという解釈から、傘を持っていくというアクションを起こしています。

ここで大事なのは、①事実 ②解釈 ③アクション の3つをきちんと区別することです。

例えば、新人の時に上司に調べ物を依頼されたときに、データのグラフや、事例の記事だけ持って行って、できましたと報告すると、それは雲を持って行っただけで、上司からすれば忙しいのにこの事実をすべて俺が読まなくてはならないとなります。そうです、自分なりの解釈がなかったのです。

単にデータや記事だけを渡すのではなく、そこから何が言えるのかをもっていかなければ、意味のある報告にはなりません。

また、アクションだけ持っていく人もいます。この薬を飲んだらいいよと言われても根拠がないと飲む意味が分からないですよね。このように、アクションと根拠セットで提案することが大切です。

また事実、意見、解釈、すべてをごっちゃにする人もいます。

例えば新聞記事で事例を見つけてそれを報告する際、それは新聞社の意見なのか、自分の意見なのか、それとも事実なのかを突っ込まれます。そこをきちんと区別することが大切です。

どうすればこのスキルを身に着けることができるのか。

簡単です。何か文章を書くときに見出しをつけることです。

(事実)(私の解釈)(推奨アクション)のように見出しをつけることで、頭の馬鹿がすっきりして構造化されます。

確かに、この3つの見出し、物を考える上でとても大切です。旅行に行くにしても、例えば1月2日に有馬温泉に行くという事実、お正月は混むから予約は早めに取った方がいいという解釈。じゃあ3か月前から予約を取ろうというアクション。このようになんにでも使えますね。

これから、何か考える特にこの3つを意識して考えようと思います。

13仮説思考

はじめに仮説ありき。これはコンサルタントの思考法の中でも、重要なものの1つでしょう。

あなたは結論を出すときどのように出しますか?一般的には、網羅的に調べ、データをたくさん集め、データがそろったところで、それぞれを詳細に検証し、結論を出すという流れではないでしょうか。

ただこの方法だと、不必要な調査に時間を浪費したり、集めなければならないデータが現実的でないほど多くなったりして、非効率です。

これを避ける方法が仮説です。

今予想できる範囲でストーリーラインを書いてしまい、そのストーリーに沿って、調べるポイントを絞り込む方法です。

そして仮説に対する検証作業として、リサーチを行うのです。

そしてもし違っていたら、リサーチから読み取れる新しい仮説を立てて、検証する。

仮説→検証→フィードバック というサイクルで回すことで、問題の本質に効率よく迫ることができます。

仮説思考で意思決定のスピードを速めることができる。つまり仮説を持つということは現時点での結論をあらかじめ用意することができるので、ビジネスの場でのスピード勝負に勝つことができます。

すべてにおいて仮説をもっていることで、ものすごい情報量の課題に対しても、調べるべき場所を見つけることができます。

僕自身仮説を立てることはとても良くないことだと思っていました。だって、もしその仮説が間違っていたら、すべてが無駄になると思っていた。

しかし仮説 検証 フィードバック 新しい仮説のように、少しずつ修正していくならとても効率がいいと思った。

これから調べ物をするときは、課題においての仮説を立てていこうと思う。

14常に自分の意見をもって情報に当たる。

情報を集めて満足する人がたくさんいます。本を年間100冊読んだ、毎日新聞を読んでいるなど。

ただビジネス能力を向上させるのは、情報ではなく、考えることです。

どれだけ考えたかが、ビジネス能力を向上させるのであって、情報量そのものが能力を向上させることはありません。

考えること。これは自分の意見を持つということです。

情報に接するときに、必ず自分の意見をもって接することです。考えることを繰り返す。

例えば、ウェブサイトで、「こだま、復権の山陽路ひた走る 乗客5年で7割増しのわけ」という見出しがあれば、クリックする前に、1分考えていてください。なぜこだまなのか。なぜ乗客が5年で7割増えたのだろうなどのように。自分なりの意見をもって考えてみてください。

自分の意見をもって情報に触れて初めてまなびの機会が生まれる。

自分の結論と違っていたら、勉強になるし、もし自分の結論通りだとしても、結論に至るまでの考え方が違っていたり、視点が違っていた利します。それも1つの学びなのです。

ここで大事なことは自分の考えを持つ=正解を出すではないことです。考えは間違ってよくて、考えが違っていたり、間違いに気づいたりすることを認識するために考えを持つのですから。

初めは稚拙で構いません。とにかく自分の意見を以て情報に接してみてください。

それができるようになると、新聞やニュースに違和感を覚えるようになります。その結論には根拠がない。やその分析は一面的だと思えるようになります。

これに関して、確かに、人の意見を丸のみにする人は大勢います。この人がこう言ってたからこうなのだろうのように。

私自身もそう言う風になることがあるので少し考えてから意見に接しようと思います。

15本質を追求する思考

物事を考え続けていると、突然ぱっとひらめくような瞬間があります。今までバラバラだったものが1つの線につながるような感覚の。

情報ではなく本質を

何かを調査するときに、個々の分析や調査は絶対に必要です。ただその調査を依頼されているときに、それらの情報を統合し、「だから何なんだ」という本質を示すことがとても大切です。つまり考えることです。

情報を集めるプロ説だけでは、考えたことになりません。

その先にある本質を提示することで、初めてその情報、リサーチに価値が生まれるのです。

例えばiphone

今多くの人が使っています。ただ発売された当初は、「単に端末に電話をつけただけだ」や「既存技術の寄せ集め」といわれていました。

たしかに技術的には既に存在する技術の寄せ集めかもしれません。

ただそこには本質的なイノベーションが提示されていました。

『ネットワークと人間の新しい関わり方』という一段高いスタイルが提示されていました。

多くの人は情報をたくさん仕入れて、過去を分析し、個別の事例を積み重ねて、複数の結論を出します、しかしそれをたとえ100コ積み重ねたところで、本質は見えてきません。

結果的に顧客が必要と言っているからと言って、ボタンが40個も50個もあるようなリモコンを作っているようなものです。

IPHONEを想像するときは携帯電話という概念を取っ払い、もう一段高い視点から人間とデバイスの関わりを考えることが必要でした。

その結果、今もなお多くの人に使われているIphoneが生まれたのです。

情報をたくさん集めるよりも1つ、2つの本質を抽出し磨き上げることが考える力を向上させる。

この文章を書く本質って何なのでしょう。

僕が考えたのは、自分が読んでよかった本を、自分なりの解釈を以て文章化することによって、自分の物にすることです。

では今日はここまで。

また明日。


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