『必要ないこと』文章力を向上させるために必要ない「こと」
私は、Kindle出版やnoteなどをがんばりたいと思い文章について勉強していますが、皆さんは『こと』についての知識を持っていますか?
万能ナイフのようにあらゆる状況で、使いまわせる『こと』は本当に便利な存在ですが……。
私は、気がついたら『こと』の沼にハマっていました(汗)。
そんな便利な『こと』の危険性と回避方法をご紹介しますね。
文章のなかの「こと」とは
自分の書いた文章を『音声読み上げした』ときでした。
iPadのSiriが読み上げる音声は『こと、こと、こと……』と連発。
壊れたのかと心配したのですが……、違ったみたいで安心ーー、できませんよね。
それは、簡単には受け入れられないほど『ひどい文章』だったから(泣)。
これが、素人なんだと実感させられましたね。
私は、覚えが悪く文章力を上げるために、気になった本をKindleでダウンロードしては、模写しています(結構大変)。
いつものように模写していると『なんだか違和感を感じ』てしまい、『こと』について、自分の文章を確認したら、なんと、『こと』の連発でした。
文章を書くときの『こと』は、便利なんですが、連発すると単調になり、伝わらない文章になります。
模写している作家さんの文章のなかにも、最低限しか出てきません。
また、語尾のバリエーションもすごいと痛感させられますね。
私が書いたnoteのページを修正する前(左)と後(右)が下記になります。
たった200文字程度でーー、言葉が見つかりません……。
そして、朝早くから、noteのページすべてを修正しました(フぅ)。
書いている文章を普通に流し読みするだけでは、気が付かなかった…… 『こと』について真剣に考えてみる。
「こと」を使わないための解決方法
便利だけど伝わない文章になっている『諸悪の根源を退治する』ためーー、頭を悩ませる。
文章のなかに見え隠れする『こと』を退治するために。
基本的な考え方はーー、『こと』が嫌いでもゼロにする必要はありません。
また、退治できない『最強のこと』も存在するので……。
ですが、一文一義を基本とし、50文字程度だと言われている文のなかに、いくつもの『こと』が出てくると文章の意味が理解できなくなります。
そんな、厄介な『こと』の退治方法をご紹介しますね。
①これは、最強の『こと』なので無視
また、書き手の表現になるので、『こと』を使っても間違いではありません。
②削除して消えてもらう
削除する。
誤)旅行にいくことで、
訂)旅行にいくと
削除する。
誤)さまざまな体験をすることができます。
訂)さまざまな体験ができますね。
③単語置き換えと文章を丸ごと変更
単語置き換え。
誤)何かに挑戦することも、
訂)何かに挑戦する行動力
文章の一部を丸ごと変更。
誤)大切なことです。
訂)必要な勇気じゃないでしょうか。
④単語を置き換える
単語を書き換える。
誤)新たな目標を見つけることができるため
訂)新たな目標を発見できれば、
⑤削除して消えてもらう
削除する。
誤)さまざまな体験をすることで、
訂)さまざまな経験をすれば、
削除する。
誤)『人生の経験値が増える』ことにより、
訂)『人生の経験値が増える』ため、
優しい顔をした利便性の高い『こと』に騙されないように気をつけると、『伝わる文章』が書けるようになりますーーと、私は思っています……。
気になる方は、自分の文章を音声読み上げで確認してくださいね。
文章のなかの必要ない『こと』のまとめ
文章の魅力に引き寄せられ勉強をはじめましたが……、とてもむずかしく『毎日が新しい出会い』なので、心地よい風を感じている気分。
この『こと』については、本当に厄介な存在であると……。
なぜなら、タイピングしていても気が付かないレベルで、私の意識に侵入してきているから。
今回は、『こと』以外は排除して書きました。
これからも、文章について気になる内容を見つけたときは、noteに書きたいと思うので、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?