カンボジア日記第43号(50m走)
សួស្តី!
今日も体力テストを行いました。
午前は先生が来なかったため、自分1人で反復横跳びの測定をしました。
人数が少なく、17歳の生徒たちだったのでスムーズに測定を行うことができました。
サッカーをしたいとずっと言っていたので、測定が終わってからボール回しをしました。
スポーツは国境を越えることを実感している毎日です。
午後は担当の先生と反復横跳びと50m走の測定を初めて行いました。
このクラスは出席率がよく、たくさんの生徒が授業に参加していました。年齢は13歳です。
反復横跳びのマーカーが足りず、人数比がオーバーしてしまいました。
生徒が途中から大勢きたりすることもしょっちゅうですので、臨機応変に対応できるように準備していきたいと思いました。
準備についてカンボジアの先生は授業が始まっ
てから、場所や用具を設置することが多いです。
スムーズに授業を行い、教師も子どももストレスなく授業を進めるために「事前準備」の大切さについて少しでも実感してもらえればと思います。
50m走はサッカー場のラインとマーカーを使い、計測しました。
先生が急に活動を変更することもしょっちゅうですので、充分な準備ができていたわけではありませんでしたが最低限の対応はできました。
一度行ってみて流れが掴めたので、次から今回の反省を活かしていきたいと思います。
このクラスの50m走のタイムは速い生徒で7.6秒でした。
日本の13歳男子生徒の平均が7.78秒なので、日本に比べると遅いタイムの子が多かったです。
カンボジアの子どもたちは小さい頃からの運動経験が少ないのだと思われます。
それはただ遊びでボールを蹴るだけでなく、走ったり、跳んだり、投げたりなど身体を大きく使うことのような気がします。
日本の都心では子どもの遊び場が減少していることが課題となっていますが、プノンペンの都心にも子どもたちが思いっきり走り回れるような場所は限られています。
学校教育や家庭教育が中心となって運動の機会を確保することの重要性を実感しています。
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