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「MBA Essentials 2021 総合コース<春>」

2021年5月12日(水)19時~21時
<第4回> クリティカルシンキング~イノベーションを生み出す思考の技
早稲田大学大学院ビジネススクールの鶴谷 武親先生によるクイズやグループワークを織り交ぜながらの参加型講義でした。

(さっそくですが、印象に残った言葉、気づき、目から鱗だったことなどを
書いていきます。参加者中、最もレベルの低いやつが超速アウトプット)

2時間の授業の間、「こびりついた先入観をオフにすること」

これとの闘いです。

VUCA時代に求められる思考法とは。

V=Volatility(変動性)

U=Uncertainty(不確実性)

C=Complexity(複雑性)

A=Ambiguity(曖昧性)

変化の速い世の中を生きる今、かつての正確性のある市場予測、それに対する緻密な計画。がらっと変わってしまう確率の上がったこの状況では、無意味化されています。ならば、未来を描くこと。今の社会状態にはこの方が合っているんじゃないでしょうか。

今の常識を当てはめることで、予想を外してしまうリスクも大きな状況です。そのために、まずは先入観フィルターを外しましょう。そんな導入から授業は始まりました。

1.先入観をOFFにして、そのまま見る SEE
2.知識+論理 THINK
3.目的/ビジョンを達成する ACT

20世紀は効率化を重視していた「大量○○」

21世紀に向けた教育の見直しでは、スキル、メタ認知など新しい概念が取り入れられました。日本はゆとり教育という形に変換されてしまいネガティブなイメージで教育改革計画が一時的に頓挫したものの、近年では持ち直し、Z世代にディスカッション能力が高いと感じるのも教育の見直しによる効果もあってのことみたいです。実際、日本でも7割近くの高校で、アクティブラーニングが現在取り入れられているそうですよ。

拓哉、トラック運転手、剛田、すべて男性に関係するものとは限りません。

A,B,Cの序列、業種、権威、これらに先入観を持つことで思考停止に陥っては論理的思考を失います。

すべて、日本らしい「感想文教育」のようなもので、感じ方、空気の読み方、意味づけを共通化するような教育が施されてきた事もあっての弊害のようです。ドイツではこういうものは教育上、あり得ないらしい。

自分の考え方、思考方法の癖を把握し、矯正することで、より変化の激しい時代への柔軟な適応力が伸ばせ、もっと楽しく生きていけるんじゃないかと思わせてくれる授業でした。

アーカイブも楽しみにしています。

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