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「SNSの使い方がわかりません!どうしたら発信の統一感を作れるようになりますか?」

今回は「発信」について悩まれている、カウンセラーさんからご相談をいただきました。


「SNSの使い方がわかりません!どうしたら発信の統一感を作れるようになりますか?」


詳しくお話をお聞きしてみたところ、“SNSをビジネスに活かす方法”がわからずに悩まれているとのことでした。

そこで、実際にその方のSNSを拝見したところ、たしかに試行錯誤のあとが見えました。

投稿内容が、仕事のことや、プライベートのことなどで混ざり合っている状態で「統一感」がない。悩まれているお気持ちもわかりました。

ちなみに、「発信」をはじめた”きっかけ”についてお聞きしてみたところ、ひとり起業をする際、「みんなもやっているから」という“焦り”から「発信活動」をはじめてしまったのだとか。

そこで、一緒に発信内容の見直し作業を行うことにしました。

こんなとき。僕がまずはじめに取り組むのは、いつもこんなアプローチからです。

SNSをビジネスに活かす方法!まずは〇〇からスタートしよう

SNSをビジネスに活かすためには、まず「商品理解」から見直していきます。

実は、SNSを活かしきれていない原因は、「使い方」がわからないことではなくて、「目的」を見失っていることの方が多いからなんです。

特に「みんなもやっているから」という動機でSNSをはじめてしまった場合には、目的(ゴール)が「みんなに混ざること」になってしまうので、ビジネス活動には活かせなくなっちゃうんですよね。

でも、「SNSをビジネスに活かしたい」というのが本来の目的なら、当然SNSをやる目的は「商品を売ること」であるべきはずなんです。

「ビジネス=商売」です。

「商売」とは=「商品」を「売る」ことですから。

だから、まずは当然、自分が売っている(売ろうとしている)商品への理解を深めることが大切です。

商品理解が深まれば深まるほど、自信を持って発信活動ができるようになります。

そして、その「商品」を扱っているあなたの「商売の存在」を知ってもらう(=「認知」してもらう)ために、「発信」をするんですよ。

カウンセラーさんのような「無形商品」を扱っていると、どうしても「形」がないので、イメージがしづらくなっちゃうんですが、「実店舗」のビジネスだと考えると、スッキリわかりやすくなります。

例えば、もしもあなたが「パン屋さん」をやるとしたら、どんな看板を出しますか?

きっと「パン屋」という看板を出しますよね?

決して「パン屋をやりながら、母親をやっている、趣味は映画鑑賞の人の店」という看板は出さないはずです。

まあ、それはそれで斬新で面白いかもしれないけれど。笑

でも、「看板」は、極力短く端的にわかりやすく「商売の存在」を「知ってもらう」するために使うはずです。

「うちの店では、『パン』という商品を売っていますよ〜」というメッセージを伝えたいから「看板」という手段を使うわけだから。

SNSも看板と同じなんですよね。

自分が売っている「商品」がなんなのか?がちゃんとわかると、何を発信するべきなのか?が見えるようになり、ごちゃごちゃ発信はしなくて良くなります。


「でも、私はお金が欲しいだけじゃなくて、この商品のことを多くの人に知って欲しいんです!!」


というご意見が聞こえてきそうなので、先回りしてお答えすると。

「知ってもらう」をしたい!と願うことは美しいことなんですが、ただの啓蒙活動になってはいけませんよ。

あなたがやりたいのは「商売」のはずですから。

「啓蒙活動」だけでは、お客様は救えません。

例えば「気球温暖化が進んでいます!やばいですよ!!!」と訴えるだけでは、温暖化は止まらないですよね。

本気で温暖化という「問題」を解決したいなら、何かしらの「問題解決活動」が必要なはずです。

ちなみに、「商品」とは、「問題解決策」のことなんですよ。

あなたは、プロとして、お客様の「問題解決活動」をサポートできるチカラを持っています。

だから、それを「売る」してあげないのは、ただの意地悪ですし、役割を果たせないことになっちゃうと思いませんか?

ちなみに、「商品」と「商売」を混ぜて考えているときにも、こうした「勘違い」が起きがちです。

そこで、整理しておくと、

「商品」とは、「問題解決策」のことで、

「商売」とは、その「策」を下に行う「問題解決活動」のことです。

「策」があるから、「活動」(行動)ができるんですよね。

「策」を立てずに闇雲に行動しても、誰も救えません。

「私は、こんな策を持っています。だから、あなたの問題を解決できます」と伝えることで→「それなら、あなたのチカラを貸して欲しいです!」というお客様が現れます。

だから、「伝える」の活動を行う際には、極力「ノイズ」が入ることを避ける必要があります。「わかりにくい」になってしまうからです。


「でもでも!じゃあ、私はSNSでプライベートな発信をしちゃいけないんですか???」


というご意見も聞こえてきそうなので、続いてに「プライベート発信も楽しみながら、SNSをビジネスに活かす方法」をご紹介していきますね。

その方法とは・・・

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