映画、日日是好日感想。これぞ、日本人にしか作れない映画だ。
アマゾンプライムで配信中の「日日是好日」を見ました。
にちにちこれこうじつと読むみたいです。
2018年10月ごろに公開された映画で、めっちゃ劇場で見たかったんですけど、良作が多かったこともあり、邦画だしまぁいいかとスルーしてました。
この作品を知るきっかけとなったのは、ジブリが発行している雑誌「熱風」。
十二の禅の言葉と「ジブリ」という連載で取り上げられています。
タイトルにもある「日日是好日」、実は禅語なんですよね。
素直に訳すと、「毎日は幸せに溢れたよい日」となりますが、はたしてそのまま受け取ってよいものでしょうか?
中国に雲門和尚という高僧がいて、ある日修行僧にこう言います。
「十五日已然(いぜん)は汝に問わず、十五日已後、一句を道いもち来たれ」。
十五日已然は、もう過ぎ去った「過去」を意味し、
十五日已後は、「今、即今」と理解して、
「今日までの過去は問わない。今日より後をどうしたらいいか。一つの言葉を持って来なさい」と問いかけています。
修行僧はなかなか答えることができず、雲門和尚はこう答えます。
「日日是好日」と。
さて、意味がわからない人はこの映画を見てください笑。
ここから短いながら映画レビューです。
個人的にめっちゃ好きな女優が2人います。
「多部未華子さん」と「黒木華さん」。
どれくらい好きかは、過去のnote貼っておくので、それを見てもらえれば分かるかと笑。
今作では、この2人が共演してるんですねぇ!たまらん。
黒木華さんが出るのは知ってたので、驚きはしませんでしたが、多部さんが出て来た瞬間、「え、なにこの映画!?俺得やん!」と部屋でひとり興奮してました。
樹木希林さんの演技も素晴らしい。
まさに「日日是好日」を体現されていたように感じました。
日本人にしか作れない映画、ですね。
映画ファンとしては、どうでもいい実写化映画作ってる暇あったら、こういう作品作るのに情熱注いで欲しいところ。作品に対する愛があるかないかは視聴者に筒抜けだからな!
今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
大森監督の映画、他にも見てみよっかな。
このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。
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