第6章 8.教師としての復活(Blackboard Story 2020/4~6)
朝活。テル、ショウ、ゾノ
テル 「おはよ~」
ショウ「おはよ~」
ゾノ 「おはよ~」
テル 「今日から学校が再開されるよ!」
ショウ「そうなんだ。いよいよだね!」
テル 「塾だけだったから、
しばらく大学生のバイトしてる気分だったわ」
ゾノ 「そうなんだね~」
テル 「まあ、1ヵ月以上朝活やったおかげで、
だらけずに済んだよね」
ショウ「テル先生すごいよ!
1ヵ月も参加してくれてありがとう!」
ゾノ 「ほんと、テル先生は凄いね~」
テル 「てか、ゾノちゃんとまだあったことないね」
ゾノ 「そうね~。まだ直接会ったことがないから、
テル先生が実在するかどうか、
ちょっと疑ってたるするんだよね。
AIかなぁって」
テル 「何それ、ウケるね。
俺はショウさんに
作り出されたロボットなのかな?」
ショウ「俺の技術すごいな」
テル 「自己紹介どうしようかな。
自分のこと伝え過ぎずに、
生徒の質問タイムで時間とってもいいかな?
とは考えてるんだよね」
ショウ「それいいんじゃない?
テル先生の引き出し、たくさんあるもんね!」
テル 「質問が来ても、臨機応変にできる気がする」
ゾノ 「すごいね~。さすがAI」
テル 「ゾノちゃん、そのネタ引きずるね~」
ショウ「あ、じゃあ、みんな、
今日も元気にいってらっしゃ~い!」
ゾノ 「じゃあね~」
テル 「またね!」
テル 「みなさん、初めまして!
みなさんの数学を担当します、
田中テルと申します!
こちらから色々と紹介しても
いいかなという感じですが、
せっかくなので、もう最初から
質問タイムにしようと思います。
何か質問がある方はいらっしゃいますか?」
テル 「あれ?」
テル 「めっちゃみんな緊張してるじゃん。
これ、質問でなさそうだな~」
テル 「みなさん、初めまして!
みなさんの数学を担当します、
田中テルと申します!
早速、質問タイムって言っても、
最初はみんな躊躇う人が多いので、
最初はクイズ形式にすることにしました。
早速ですが、クイズです!
大体、最初に、歳いくつですか?
って聞かれるんですよね。
ということで、早速、私と同い年の
歌手を当ててみてください!
3択にしました。
1. Official髭男dismのボーカル
2. King gnu のボーカル
3. あいみょん
さて、誰だと思いますか?」
生徒A「あいみょんじゃね?」
生徒B「髭男だよ~」
生徒C「キングヌーは、う~ん、さすがに先生は
そこまでおっさんではなさそうだよな」
テル 「じゃあ、正解を発表するね!
正解は、2番、キングヌーでした!」
生徒A「うそ~」
生徒B「マジで?」
生徒C「え、てことは、
先生って結構おっさんなんですか?」
テル 「あの人、実は27歳なんだよ~」
生徒A「そうなの?」
生徒B「見えね~」
生徒C「てか、先生、27歳なんですね」
テル 「そうなんだよね!今年28歳になる年だよ。
結構、先生と同い年って20代になってから
有名になる人が多いんだよね。
菅田将暉とか吉岡里穂とか白石麻衣とかね」
生徒A「めちゃくちゃいるんですね」
テル 「そういう人が多いから、
先生も彼らに負けずに
頑張りたいと思っています!
みなさん、1年間よろしくね!」
生徒達「はいっ!」