第8章 8.波長の合う女性(Blackboard Story 2020/10~12)
駅前にて。テル、サヤ
テル 「お、サヤちゃん!」
サヤ 「お疲れ様です!」
サヤ 「スーツってことは、
これからまた仕事ですか?」
テル 「そうなんだよね。
午前中に学校で採点をして、
まあ4時くらいから塾に行くんだよね」
サヤ 「え、塾もやってるんですね~。
忙しくないんですか?」
テル 「まあ、テストは終わってるから、
忙しい時期は終わったね!」
サヤ 「そうなんですね~」
テル 「あ、ランチどうする?
パスタとか好き?」
サヤ 「良いですね!よろしくお願いします!」
パスタ屋にて
テル 「合コンぶりだね~」
サヤ 「そうですね!
ああいうのよく行かれるんですか?」
テル 「実はめっちゃ久しぶりだったりするんだよ。
しばらく、そういう出会い系のもの、
興味なかったからさ。
今回も、どちらかというと、
彼女作るっていうよりも、
新たな友人ができるかな?
っていう感じで行ったしね~」
サヤ 「私も結構そういう感じなんですよね!」
テル 「サヤちゃん、確かにそんな感じそうだね~」
サヤ 「結構色んな人の話を聞くのが好きなので」
テル 「人との出会いって大事だよね~」
サヤ 「あ、それ、分かります!」
テル 「俺もさ、今年一年、色々な人に出会って、
その人達から、色々と影響を受けて、
今の自分があるって感じだからね」
サヤ 「そうなんですね!」
テル 「今年は自分で誕生日会を
開催することもできたしね!」
サヤ 「え、誕生日会やったんですか?
すごいですね!」
テル 「本当にあの時は一番幸せだったね!
謎解きをみんなで作ってやったりしてね!
評判だったから、また年末にやろう!
ってことになったんだよね」
サヤ 「楽しそうですね~。
どっかの場所を使うんですか?」
テル 「そうそう、俺が良く行っているバーを
貸し切ってやるんだよね!」
サヤ 「え、そういう繋がりもあるんですか?」
テル 「そうなんだよね~!
その店長さんとはYouTubeセミナーで
出会ってるしね」
サヤ 「そんなセミナーあるんですね!
え?じゃあ、チャンネル持ってるんですか?」
テル 「そうね、作ってるよ!
『数学や色々学ぼう』ってチャンネルね」
サヤ 「あ、ホントですね!
凄い色々とやられてるじゃないですか!」
テル 「割と思いついたことはやろう!
っていう勢いでやってるかな?
教員っていう人に何かを伝える仕事だし、
失敗したとしても、
その失敗を子どもたちに伝えることで、
子どもたちを守ることができるからね」
サヤ 「立派ですね!」
テル 「俺、一回教員辞めて、
一般職を経験した後にまた戻ってるしね。
お陰で、授業するときも、
色々なフリートークができる自信があるよ!」
サヤ 「転職も経験してるんですね!
転職って大事ですよね~!
私も半年前に転職したばかりなんですよ!」
テル 「そうなんだね!
今、営業だよね?もともと何をやってたの?」
サヤ 「事務職ですね」
テル 「そうなんだね。
めっちゃ仕事の種類変えてるんだね」
サヤ 「そうなんですよ。
まあ、もともと営業は
やりたかったんですけどね」
テル 「営業から学べる事多いもんね」
サヤ 「ですね!」
テル 「ホント、個の力が磨けるよね。
サヤちゃんの行動力は凄いね」
サヤ 「ありがとうございます!
でも、テルさんの方がすごいじゃないですか」
テル 「その歳で、しっかりと行動するってとこが
すごいと思うんだよね!
俺、サヤちゃんの歳のときは、
同じ仕事をずっと続けることが
素晴らしいことだと思い込んでたもん。
転職なんか全然考えてなかったよ。
まあ、今、行動できてるから、
良いんだけどね」
サヤ 「転職のきっかけ、ってあったんですか?」
テル 「トップと合わなかった、ってのもあるけど、
今思えば、職場自体が、
他の人の愚痴で盛り上がるっていう
空気が嫌だったね。このままいくと、
自分の性格が悪くなりそうだったしね」
サヤ 「ああ、それは嫌ですね」
テル 「まあ、こういった経験も、
全部、今、文章として書いて、
いつか公開したい、とは思ってるんだよね!」
サヤ 「テルさん、ホント、色々と出てきますね!」
テル 「やらない後悔はしたくないからね。
あと、こういったことって、
色んな人に言わないと、
自分自身のことだし、
サボってしまうからね」
サヤ 「確かにそうですね!」
テル 「とりあえず来年の4月以降には、
公開したいな、って考えてるよ」
サヤ 「なるほどですね~。
公開されるの、楽しみです!」
テル 「サヤちゃんも出るかもね」
サヤ 「それは、ちょっと恥ずかしいですね~」
サヤ 「テルさん、予想以上に楽しい人でした!
また遊びましょう!
お仕事頑張ってください!」
テル 「ありがとう!
サヤちゃんも話しててすごく楽しかったよ!
また遊ぼ~!」
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