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自分の伝えたい言葉を、正しい言葉で、正しい表現で。

昨日noteを書いているときに、【有象無象】という表現を使った。この言葉を知っているだろうか。

コトバンクには、以下のようにある。
うぞう‐むぞう
取るに足りない種々雑多な人々。多く集まったつまらない連中。「有象無象の輩やから」

ものすごくマイナスのイメージを受けないだろうか。対してぼくが使おうとしていた表現は、【世の中にあるたくさんのこと】だ。あくまでもぼくは、ポジティブなイメージを持っていた。知っているつもりでなんとなく使っていた言葉。よくよく振り返ってみると、同様のケースがたくさんあるんじゃないだろうか。

日本で生まれ、日本で育ち、日本で暮らすぼくは、ただなんとなく生きていけるし、細かく意識しなくてもコミュニケーションが取れる。
それはとてもありがたいことなんだけど、立ち止まってみると恐ろしいことでもある。自分の理解が誤っていたら、相手に自分が想定しなかった言葉を届けることになってしまう。

「自分の言葉に責任を持つ」なんて言うけど、そもそも自分が発した言葉の本当の意味を正しく理解することがスタートなんじゃないかな。
ノンバーバルコミュニケーションも大事だけど、やっぱりぼくは正しい言葉を使っていたい。

自分の伝えたい言葉を、正しい言葉で、正しい表現で。

そのためにも常日頃から、たくさんの言葉を見聞きして、自分の言葉を見つめ直していたい。

そのほうがきっとお互いにやさしくなれるよね。

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