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総務や人事の仕事は"守り"か?


はじめに

株式会社マイスターエンジニアリング、総務部長・人事部長の坂本です。
就職活動をされているみなさんは、志望部署は決まりましたでしょうか?
初めての就活で「やりたい業務や動機を説明しろ!」と言われても、難しいだろうなと思います。
私が学生の頃も、総務や人事の業務はサポート役であり、守りというイメージくらいしかありませんでした…。
総務や人事の業務内容や、それを通じて伸ばしたいと思っている能力は、会社や上司によってかなり異なります。
少なくとも弊社においては”守り”だけでは余りある気がするので、紹介させてください!

総務の仕事と面白さ

業務内容

私は、総務の仕事を便宜上「総務」「法務」「労務」に大別しています。

「総務」
事務所・車両・電話などの備品管理などのサポート的な業務に加え、社員総会・入社式・納会などのイベント運営、HPや社内報・メディア対応などの広報企画業務などをイメージしています。

「法務」
契約審査・締結、規定・許認可管理・登記管理に加え、リスク検討やM&Aなどの企画法務に争訟対応などをイメージしています。

「労務」
ストレスチェックなどの社員健康改善に加え、事故やトラブル等の対応などをイメージしています。

面白さ

地頭や人間力に近い部分が鍛えられるがゆえの、「高い汎用性と拡張性」です。
総務の業務は、どんな会社であっても必ずあります。そして、会社自体が何かを大きく変える時に、最前線には他部署と総務が居るでしょう。
私は、経営の側で新しい課題に取り組む地頭と柔軟に社内外と連携する人間力を育みたいと考えており、それはどんな場所でも求められるビジネススキルへと昇華し得るものだと思っています。

人事の仕事と面白さ

業務内容

私は、人事の仕事についても便宜上「勤怠給与」「組織制度」「福利厚生」に大別しています。

「勤怠給与」
入退社・雇用契約・出退勤・手当・給与やそれに伴う税金等を計算し管理する業務をイメージしています。

「組織制度」
現状分析や情報提供だけでなく、昇格昇給・制度変更・組織変更など大きく変えていくことをイメージしています。

「福利厚生」
健康診断・産休育休・休業・障碍者雇用等をイメージしています。

面白さ

10年後の会社を見据え、必要な人財を育む環境を考えるという「高い戦略性と複合性」です。
人事の業務は正確性を求められるのはどこの会社も同じですが、私はそれ以上に重視すべきことがあると思っています。それは、この会社をどうしたいかという意志と、それを制度や運用へと形付けていくことです。そのためには、不確実な未来について多元的に議論できる地頭と柔軟性を育みたいと考えており、それもまたどんな場所でも求められるビジネススキルへと昇華し得るものだと思っています。

マイスターとは

弊社は、約50年の技術サービス事業の中で電気や鉄道などの超重要インフラの維持管理を担う人材に関するクライシスにいち早く着目し、その社会課題に取り組む現在約2800人のグループです。高い技術を持つ中小企業の承継も積極的に行っており、技術サービス連邦の構築を掲げている成長企業です。
また、1980年生まれの代表取締役社長を筆頭に役員や幹部社員に30代40代を積極採用しているうえ、平均年齢約32歳と同業他社より若く、風通しの良い風土と安定性を兼ね備えています。
管理部門においては特に将来の幹部社員育成を明確に企図しており、多部署連動で豊富な育成環境や、有休奨励日を設け取得を推奨し全国平均から20%以上高い有休取得率など、本人の努力だけに頼らない育成を意識しています。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
私としては総務や人事の仕事は、守っているというよりは「長期的目線で攻めている」という感覚が近いです。もし興味をお持ちいただけましたら応募いただければと存じます!