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「Rが生産性を高める データ分析ワークフロー効率化の実践」を読んだので感想を書きます。

Twitterにて本書籍が出版されたことを知り、「生産性を高める」というサブタイトルに惹かれ購入しました。ざっくりとですが感想をまとめたいと思います。

どのような内容か

「R」とはプログラミング言語の一種です。他の言語と比較し統計に適したライブラリを備えているという特徴があります。本書ではこのRを用い、データ分析に伴う文書やCSVの出力・解析、スクレイピング、API連携を行う方法が書かれています。
Chapter1ではRの導入について書かれており、Chapter2以降から目的別に実践的なテクニックがまとめられているという構成になっています。
Chapter毎にテクニックが別れているので、興味があるChapterから読みすすめることが可能です。(個人的にスクレイピングについて興味があったので Chapter6のWeb上のデータ取得とWebブラウザの操作から読み始めました。)

本書のターゲット

本書は中級者向けの書籍です。すでにRを活用し、日々データ分析などを行っている現場の方向けに書かれています。Pythonとの比較がなかったのは現場レベルで日常的にRを使っている前提かなと思いました。
もちろん、これからRを触ってみたい、という方にもオススメです。私はRを活用していませんが、Rで可能な事をざっくり知ることができたので知識として知っておきたいという方にもオススメできます。

まとめ

・Rでデータ分析に関係する、文書出力、分析、グラフの描画などについてより実践的なテクニックが紹介されている。

・ざっくりとRで可能な事を知りたい場合でも興味があるトピックから読みすすめる事ができるので、エンジニア以外の職種の人でも問題なく読みすすめる事ができる。



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