【売っちゃ駄目な人!!】
情報発信やコンサル、教育事業などをしていると、たまにクレーマー気質なお客様というのもおられます。
例えば、
教えたことを実践してもいないのに、結果が出ないからお金返して下さい。
他のビジネスに取り組みたいので退会します。
(そもそも半年とか1年単位の講座の場合、退会という制度自体がない。)
とか。
中には一言も連絡をよこさずにチャットなどを退出するなんていう方もいます。
もちろん中にはコンテンツのブラッシュアップをするためにしっかりと耳を傾ける必要な場合もありますが、
こういったクレーマー気質を持っている方は非常に一方的かつ自己中心的で理不尽な場合が多いです。
私はこうした”稼ぎたい”とか”ビジネスで実績を出したい”ということを言いながら平気で不義理をしたり、他責にする輩というのが、口も聞きたくないくらい、非常に嫌いです。
なのでできれば最初から関わりたく無い。
しかしそうした人にいちいち腹を立てていては時間もエネルギーの無駄ですね。
自営業者のメリットの一つは関わる人を選べるということ。
これはビジネスパートナーやスタッフといった仕事仲間だけではなく、売るお客さんも選べるということ。
この記事をお読みになる方の中には、ご自身でコンテンツを提供している方やコンサルやスクール事業をしている方もいらっしゃると思うので、今日は客を選ぶということについてお話ししようと思います。
コミュニティやスクールを経営している方にとって、望んでいないお客様を入れてしまうと、それだけでコミュニティの質が下がったり、和を乱し、他のお客様の迷惑になったりと、余計なタスクが増えてしまうデメリットがあります。
そこで必要になってくるのが”選客”という考え方。
企業や大学の面接みたいに、人を選ぶということですね。
コンテンツを作成する際に、どういう人がターゲットになるかというターゲット選定はする方も多いと思いますが、逆にどういった人に”売らないか”の定義まではしていないという方もたまにいらっしゃいます。
ここでは実際に私が実践している2つの方法をお伝えします。
1つ目は
■『NGラインを設ける』ということ。
私が運営している社会人向けのオンラインビジネススクールでは、入るのに面談が必要です。
そして、その中で明確なNGラインというのを設けております。
・他責にする
・依存する
・実践しない
・講師や他の受講生への迷惑行為禁止
・著しくネットリテラシーの低い方
(検索できない、なんでも人に聞く)
など最低限のことを守れない方は最初から受講をお断りさせていただいております。
なぜなら冷静に考えて、3万だろうが、30万だろうが、 収入を増やしたい、自分の力で食ってくっていうことを考えた時に、以上の性質を持っている、または変えようという気がない方は結果なんて出ないからです。
ただ、全てに適応するというわけではなく、価格帯とサービス内容によって変えればいいと思います。
私は自分の事業、全てのサービスをいちいち面談していても時間がかかるので、特に長期的なコンサルティングが必要なもの、高価格帯のものに関してはこうしたやり方を採用しております。
そしてもう一つ。
■ニーズが合わない人に売らない。ということ。
ビジネスマンは常に売り上げを意識する数字の世界。
売れるのであれば沢山の人に売って、売り上げをあげたいですよね。
非常に分かります。
しかしここで例えばニーズに合わない人、自分とあまりにも価値観が違う人に売ってしまった場合、
一時的な数字は上がったとしても、長期的な関係は気付きにくく、ゆくゆくはお互い負担になりかねません。
もちろん売るなというわけではなく、最終的なジャッジはご自身で決める必要がありますが、
コミュニティの質を保つということを考えた時には、そういう自分の価値とニーズが合わない方には”売らない”という決定も出来た方がいいのかなと思います。
もちろん最初でいくら選客をしていても、人はお金が絡むと人間性が変わるというか、本性が炙り出させるのでクレーマーな人は必ず出てきます。
そういう状態になっている人に対しては、もはや正論や理論は通じないことが多いので、場合によってはしっかりと向き合い、適切な対処も必要になってきます。
しかし、最初でNGラインを設けるのと設けないのとでは、自身のコミュニティを円滑に運営する上で全く変わってきますので、入り口の段階でスクリーニングをするというのを取り入れてみるのもいいかもしれません♪
ということで、本日は売るお客様を選ぶことも大事!というお話しでした。
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