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【抽出 ▶︎ エスプレッソ(おいしさ)】


エスプレッソを始めて飲んだのは、
とあるチェーン店のものだったような。

みなさんは初めてのエスプレッソをどこで飲みましたか?

***

決められた量のコーヒーをポルタフィルターに詰めて、決められた量を抽出する。

それが【エスプレッソ】と思っていた頃は、
抽出するのが簡単だと勝手に思っていました。

カフェラテはミルクをうまく作れないといけないし、
そっちの方が難しい。

なんて思っていたんですね。

ただ実際に競技会に出てみると、
決まりがなくて何をどう合わせた方がいいのか
わからずに、エルインヘルト農園のゲイシャを
1kg無駄にしてしまいました。

ここで、みなさんにシェアしたいのは、
おいしいものを作ろうとするのは当たり前なんですが、
エスプレッソのおいしいはどこにあるのか
ということです。

濃ければいいのか?
ローストアーモンドのような味わいが出ればいいか?
甘さがあればいいか?

どんなエスプレッソが正解かということですね。

私が思うのは、味わいの中の阻害要素をまずはなくすこと。

阻害要素を除外することで合格点のものができあがります。

よくない要素を取り除けば、いいものが残るはずですよね。

そこから、微調整をし、85点、90点と仕上げていく。

味わいから遡るんですね。

そう考えると【エスプレッソ】はとても難しい。

一回一回の抽出もコーヒーの量や抽出量、
ドーシング、レベリングが変わってしまって
それが原因で同じが出せなかったりする。

そのくらい繊細なんですね。

ただ大切なのは、全く同じエスプレッソが出せなかったとしても、全て合格点を出すということです。

まずはそこから始めます。

そのために0.1gのズレやダンピングの押し方、
スピードを一定にする。

当たり前のことなんですが、ほんの少しのズレで
違うものができてしまうということを
認識することが本当に大切なんです。

***

おいしさを求めるとき、それがどうなったら
おいしくなくなるのか。

プロセスに落とし込むと何が良くて、何が
良くないのかを冷静に検証、判断できるといいですね。

そのためには、まず味わいから遡ることがとても大切です。

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