写真に言葉を添えること。
最近noteを書くようになり、写真と共にそのときの出来事や気持ちを文章として残すようになりました。
いままでは特に説明をすることもなく、撮った写真をSNSに投稿し続けていましたが、noteを読んだり書いたりすることで、「写真は言葉を添えるとより魅力を増す」のだと気づくことができました。
ふと自分以外の誰かからも、写真とエピソードについて聞いてみたくなり、Xのスペースでフォロワーさんから募集をしてみることにしました。
実際に教えてもらった写真とエピソードを紹介していくので、「写真は言葉を添えると魅力が増す」ということを皆さんにも体感してほしいです。
まずは写真を見て、エピソードを読んだ後もう一度写真を見ることで、より実感できると思います。
林さん
モロイくん
いかがでしょうか。
最初に見たときは写っていなかったはずの、2人の感情。見つめる先に何があるのか。が読み取れたのではないでしょうか。
50年も長く営んだ店を閉めるとき、店主さんはいつもと同じように外を眺め、きっとたくさんのことを思い返していたのでしょう。
僕には少し微笑んでいるようにも見えました。
そして第二の故郷眺める彼女の表情からは、街を経つ日の寂しさのようなものが想像できました。
この写真たちには、見るだけでは読み取ることのできなかった、感情までもが写されていたのです。
Motokiくん
shucaさん
カメラを買ってすぐの頃、どんなふうに撮れるのか楽しみで、誰もが夢中でシャッターを切るのではないでしょうか。
そうして写した写真が、こんなにも美しいのだから、とても愛着のある写真なのだと思います。
この写真には段々と薄れてしまうであろう、カメラを買ってすぐの高揚感や夢中でシャッターを切った思い出が写されているように感じました。
(そしてどちらの写真もめちゃくちゃ綺麗、、。)
comさん
ビニールハウスを写した綺麗な写真。
説明を読んでから見返すと、いくつもの非日常が積み重なった特別な写真ということがわかります。
普段行かない場所に行ったこと。行きと違う道を選んだこと。そして夕方の時間帯だったこと。
comさんにとってこの写真は、多くの選択が重なったからこそ写すことのできた奇跡のような写真なのです。
myさん
へとへとになりながら写真を残すために行動した、myさんの努力と思いが写されています。
このとき疲れて歩けなくなってしまったお子さんが、二枚目は自分の足で歩く姿にも成長や物語性を感じられました。myさんが「淀みなく歩く姿」と表現しているのは、前はタイルにつまずついたりしながら歩いていたからなのかなと想像しました。
個人的に、片足だけズボンの裾を捲っているところが微笑ましくて好きです。
irohaさん
「高い高い」をする家族の様子を見て、幼い頃の自分と重ねたirohaさん。irohaさんもこの写真と同じように高い高いされていたのでしょう。そんな想像が膨らみました。
手前にいるお母さんがスマホで写真を撮っているのも素敵だなと思います。きっとみんな笑顔なのでしょう。
Masa Maedaさん
Masaさんが撮ったお写真には、楽しそうな表情、勢いよく走っていく娘さんの様子が写っていて、文章を読んだ後だと、より感情が伝わってきます。このあと浮き輪と一緒に向かってくる波に飛び込むのでしょう。笑
これからもたくさん娘さんの写真を残してあげてください。
Takumi Nishimuraさん
ブレたシルエットやマイクの持ち方などから、その場の盛り上がりが感じられます。
こんなに素敵な写真が残っていたのだから、ご友人もきっと喜ばれたと思います。
僕もカラオケで歌うことが苦手なので、今度行くときは同じように写真を撮って貢献しようと思いました。笑
かもさん
写真はブレていてもピントが合っていなくても良いと考えています。僕はむしろ、そういうちょっとした不確実性に人間らしさを感じて愛着が湧きます。
それに、何より重要なのはその瞬間にシャッターを切ったことなので、写っていれば十分役目を果たしているのです。
かもさんのこのお写真は完璧じゃないことが表現として心地よく感じます。
SOTAROさん
この後雨が降り始めて、木の下から花を見たこと。
ちょっとしたトラブルも、後になると笑い話として良い思い出になるので好きです。
それに木の下で雨宿りをしながら花を見たというエピソードがとてもドラマチックで素敵だなと思いました。
そして同棲の挨拶に行かれるそう。
陰ながら応援しております📣
Riku.N@のすとろもさん
この一枚には静と動が写っています。
テーマの解説が加わることで、都市風景の中に確かに写る、すとろもさんの表現したいことに目を向けることができました。
同時に数段奥深い写真になるのを感じ、テーマを知るか知らないかで、ここまで見え方が変わるのかと驚きました。
素晴らしいテーマだと思うので、また続編を見せていただきたいです。😌
Hiraさん
同じくテーマを持って撮られたHiraさんのお写真。
むしろ「不完全でも美しい」という言葉に対して写真が添えられているようにも感じました。
切り株の写真の中に、「不完全な人の美しさ」が写っていると気付いたとき鳥肌が立ちました。
Fujio Akimotoさん
風景写真の中に突然赤いクジラが浮かんできたのではないでしょうか。
そして次の日にはもう見れなくなったという出来事からも、一瞬浮上して消えていったクジラを想像しました。
もうクジラにしか見えない。🐳
【まとめ】
言葉が添えられることによって、写っていないものまで写っているように感じられたり、読み取れていなかったものに気づくことができました。
皆さんもエピソードが加わったことで、写真がより魅力的になるのを感じたと思います。
昨日のスペースではリアルタイムでそのことを感じられて、とても盛り上がりました。(自分が)
僕はエピソードまで含めて写真を見ることが好きなんだなという発見もあり、今後は写真の背景にも注目して作品を見ていきたいと思いました。
スペースも定期的に開きたいと思います。
よければ覗きに来て皆さんの写真とエピソードを教えてください。
【写真提供】
林さん@kotaronya
モロイくん@__moroi
Motokiくん@mtk_weeknd
shucaさん@filmfed
comさん@cooom_1525
myさん@uramisan
irohaさん@iroha_pho
Masa Maedaさん@masasauce
Takumi Nishimuraさん@takumi_2424mura
かもさん@takumi_2424mura
SOTAROさん@sotaro_0713
Riku.N@のすとろもさん@nostromo_121
Hiraさん@hira_1st
Fujio Akimotoさん@fafb794
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