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社長のワクワクが社員を鍛える–社長がデバイスおもちゃを持ってきた!−


みなさんこんにちは!ユタカ産業です。

今回のnoteでは、我らが社長の野口が、時おりニコニコしながら協力会社からお借りして持ち帰ってくるデバイスおもちゃにまつわるエトセトラをお伝えしたいと思います。

社長がニコニコ持ち帰るデバイスおもちゃ…?

そう思われた方も多いかと思います。

このデバイスおもちゃの急な持ち帰りが、実は、我がユタカ産業の新規事業を手がける第三事業部・NVCチームにとっては良き刺激であり、良き学習題材になっているのです。

それでは順を追ってご紹介しましょう!


1. 社長のルーツは子ども時代のゲーム機


改めて当社の社長、野口恵理についてご紹介します。

2022-02-04 15.23のイメージ

↑こちらのnoteでも紹介しましたが、野口は2021年9月、3代目ユタカ産業代表取締役社長に就任しました。

海外でデザインの仕事に就いていた時期もあったり、国内で誰もが知っているロングセラー商品のグラフィックデザインも担当していたりと、デザイン分野で長いキャリアを持っています。

同時に、社長はデジタルデバイスオタクでもあります。とにかくさまざまなデジタルデバイスを見ては日々興奮しています(笑)

先日、週も終わりの金曜日夕方に、関係会社さんがあたらしいデジタルデバイスを持ってきてくださるというアポイントが入り、小躍りしてました。本当に踊っているので皆さんにも見ていただきたいくらいです(笑)

そんな野口のルーツは子ども時代のゲーム機。夢中になってのめり込んだSONY GRAPHIC COMPUTER(1989年にSONYが発売したキッズ向けAV機器シリーズのお絵かきコンピューター)から、ずっと機器が大好きとのこと。その探究心や好奇心は現代の様々なデジタルデバイスに対しても引き継がれています。

そして、ついに社長就任直後、異例のスピードでデジタルサイネージを使った売り場づくり事業の展開をスタートさせています。


2. 持ち帰ってくるおもちゃ


社長は、デジタルサイネージ機器「Smart Bar」を使用した売り場づくり事業の立ち上げに際し、TEC系企業さまとのお付き合いが多くございます。

その打ち合わせ時に「デバイス機器はあるけれどどう商品化するか」決まってないような機器などを見せてもらった社長は、その面白さに感動し、デバイス機器をお願いして借りてきてしまうのです(笑)

そうして借りてきた機器の例がこちら(一部)です。

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物質に付属させると
「物から音が流れる」ように聞こえるデバイス

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丸いデジタルモニター
2枚目は当社でつくった動画映像を
映し出している時の写真です


これらを「ねぇ見て!面白くない!?」と持ち帰ってきます(笑)

そうして、「これをどう使ったら面白くなるかな?」とフリーディスカッションが自然とはじまります。



3. モノありきでアイディアを出す


私たち第三事業部、NVCチームは、New Value Creationの名の通り「新しい事業価値を生む」ために活動しています。


「新しい」事業価値を生むためには、既視感のあるものや、誰もが価値だとすでにわかっているものを題材にしていては生まれません。

「どう使ったらいいか、ちょっとすぐには思いつかないね…」

そういうモノに対し、まだ見出されていない価値を見出していくからこそ、世の中的に「新しい」ものが生まれるはずです。

社長がニコニコと持ち帰ってくるおもちゃを題材に、どんなことできるかな、こんなことできるかな、と自然とアイディア出しすること自体、NVCチームにとっては必要な鍛錬の時間になります。

2022-02-04 15.23のイメージ (4)



4. 実際に使うから、気付くこと


世の中的に「新しい」が生まれずとも、面白そうだと思ったことをまずやってみる、実装してみる、というところまで取り組みます。

たとえば、丸モニターでは、先日ご紹介したまるモニさんのクリスマスアドベントカレンダーを社内企画として実施してみました。

これは社内コミュニケーションの一環で取り組んでみましたが、実際にやってみると、丸いモニターに合わせた動画の考え方を学んだり、デジタルアドベントカレンダーって意外となかったねということに気づいたり、さまざま得るものがありました。

振り返ると、アイディア出しするだけでなく実装を通して、知見を少しずつ貯めていくことが「新しい事業価値を生む」ための力をつけていくのではないかと感じています。


5. 社長のおもちゃがもたらすもの


社長が持ち帰ってくるおもちゃを通して取り組むことは、自然発生する日常の中の名もなき研修のようだと感じました。


「面白いね!」という気持ちや感動から始まり、



どう使うか「社会への落とし込み方」を考え、



まずは自分たちなりに形にして試行錯誤し、



結果、知見が貯まっていって、



次のアイディアやアクションにつながっていく



そして経験を積むごとに
「わからないもの」を面白がる力もついていく

社長は決して、「NVCメンバーのアイディア力を鍛えよう!」といった明確な目的のもとでおもちゃを持ち帰ってきたのではありません。ただただ「これなんだか面白くない?すごくない?」と思って持ち帰ってきています(笑)

ですが、結果的に、私たち第三事業部NVCメンバーは、これらを題材にして、デジタル機器の知識を得たり、デジタルを身近に感じるようになったり、実際に動いてみるという実践経験を得ています。




さて社長は、次はどんなおもちゃを持ち帰ってくるのでしょうか!

そんなふうに「楽しみに」待てるようになっていることも、一つの成長かもしれませんね。