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【AISTS #11】 9週目 チームプロジェクト始動 (2019/11/18-24)

AISTSの目玉の一つ、チームプロジェクトが始まりました。スポーツ組織をクライアントに、実際の課題解決に携わりながら学ぶ実践的な取り組みです。

また、先週の記事は「#スポーツ 記事まとめ」に取り上げていただいたこともあり、多くのアクセスとスキをいただきました。ありがとうございました。AISTS関連の記事はこちらのマガジンにまとめています。

チームプロジェクトとは

学生3〜4人のチームで、スポーツ組織をクライアントに、実際の課題解決に携わりながら学ぶ実践的な取り組みです。クライアントからは、実際にお金を払ってもらいます。これから7ヶ月半をかけ、6月末のプレゼンが最後の成果物となります。

ローザンヌに拠点を置き、IOCを始めとするスポーツ組織とのネットワークを特徴とするAISTSのプログラムの中で、最大の売りとも言えるプロジェクトです。今期は11のクライアントから発注をいただきました。

クライアントとの関係もあり、今期の情報をどこまで出してよいのか判断しかねるので、ご参考までに、公開されている前期の情報(クライアント名とトピック)を記載します。

World DanceSport Federation – Developing a Contemporary Structure and Strategy for the WDsF Communications Department
FIBA – Enhancing the FIBA Spectator Experience
Formula E – Engaging the Supply Chain to Effectively Meet Formula E’s Common Sustainability Goals
Populous – The Economic, Social and Political Effects of Stadium Development in Europe
ITSF – Developing Strategies to Improve the Public Image and Recognition of Table Soccer as a Sport
IOC – Analysis of the Current Impact of Athletes’ Commissions on NOC and IF Decision-Making
IESF – Tapping into the Potential of Esports as an Official Sport
IAAF – Income Determinants in Professional Athletics

クライアントとチーム構成は、事前の希望調査(興味のある分野・スポーツ)と職歴などをもとに、学校側が決定します。月曜日の朝に発表されたのですが、これからの7ヶ月半の大きな部分を占める要素となるので、緊張と期待に包まれた独特な雰囲気でした。
もちろん、「あのクライアントがよかった」「このメンバーはちょっと、、」といった声も出てきますが、特に職歴や言語についてはクライアントからの要望もあり、学生の希望を聞き始めるときりがないので交渉の余地はありません。

スポーツイベントの国際化

僕たちのチームのクライアントは、東南アジアでスポーツイベントを立ち上げたスタートアップ企業になりました。
守秘義務があり詳細は書けませんが、数年前にある国で立ち上げたスポーツイベントがうまくいっており、これを国際的なイベントに発展させていきたい、という内容です。

他のチームのクライアントは、AISTSの卒業生が担当者であったりリピーターであったりすることが多いのですが、僕たちのクライアントは新規で、このプログラムにどこまで期待してよいのか測りかねているのか、スコープがかなり曖昧です。

まだ詳細は聞けていませんが、現時点の情報から想像するに、フルタイムのスタッフは5人くらいで、既存イベントの運営と、既に決定している近隣国での新規イベント立ち上げの実務で手いっぱい。中長期的な取り組みはどうしても後回しになってしまう状況で、市場環境調査に基づく戦略策定とアクションプランへの落とし込みのようなことを期待されていると理解しています。

チームメンバーは、こんな感じです。
・29歳男性 フランス人 事業会社の物流部門 当該スポーツへの興味
・25歳男性 スイス人  スポーツ科学専攻  よく話すリーダー気質
・23歳女性 カナダ人  国際関係学専攻   コミュ力高い

それぞれキャラ立ちしていて、バランスは良さそうです。僕が期待されるのは、コンサルティング経験に基づくノウハウだと思うので、スイス人に仕切ってもらいながら、うまく方向性を定めていければと思っています。まずはスコープを明確にして、クライアントの期待値を上げすぎないようにしなければ、というところです。

難しさもありますが、個人的にはかなり面白いプロジェクトに当たったと思っています。
・プロジェクトの設計から関わることができる
・意思決定者(クライアント社長)が直接のカウンターパート
・スポーツ組織の典型的な課題(目の前の業務と中長期的な取り組みのジレンマ、リソース不足、既存組織との調整など)に向き合う
・スポーツイベントの国際化という野心的な課題設定
・自身のコンサルティング経験、東南アジアでの知見を活用できる

限られた期間ではありますが、生々しい現実にも触れながら、本気で取り組んでいこうと思います。

アーチェリー体験

金曜日の午前中は、世界アーチェリー連盟(World Archery)を訪問して、簡単な講義を受けた後にアーチェリー体験をしました。

矢のお尻は二股のクリップのようで、弓の弦にカチッと固定されるようになっているんですね。なので、弓を引くときには矢は持たず、弦だけに指をかけます。
そんな基本的なことも知りませんでしたが、指導員の方が丁寧に教えてくれて、15mくらいの距離であれば黄色か赤(10段階の内側4つ)には当たるようになりました。

ただ、オリンピック競技の射距離は70m。写真とは90度違う向きで的が設置されます。その距離で、しかも風の影響がある屋外で、当たり前のように中心近くを射続けるアスリートの凄さを感じさせられました

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課外活動(遊び)

火曜日はアイスホッケーのチャンピオンズリーグを観に行きました。地元ローザンヌHCがチェコのチームを迎えた試合。
スイスでは、サッカーと並ぶ人気スポーツとしてあげられるアイスホッケーですが、この日のお客さんの入りは少なめでした。平日開催ということもあったと思いますが、チャンピオンズリーグの位置づけが気になるところです。

土曜日はジュネーブにフットサルを観に行きましたが、久しぶりに近場でゆっくり過ごした週末でした。

今回はスイスリーグ2部。2部リーグは全国を4地域に分けて、6チームずつのリーグ戦を開催します。グループ1が南西部で、ジュネーブ、ローザンヌ、ヌーシャテルのチームで構成されます。
個人能力の高い選手はいますが、戦術的にはまだまだ洗練されていません。ローザンヌにも1つチームがあるので、今度練習を観に行ってみようかと思っています。

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来週の予定

一週間通して、マーケティングとスポンサーシップの講義の予定です。興味のある分野ですが、アカデミックな講義をしっかり受けるのは初めてなので楽しみです。
木曜日には、オリンピックの公式タイムキーパーであるOMEGAを訪問します。

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スイス・ローザンヌにあるスポーツマネジメントの大学院AISTSに留学中(2019/9〜)。夢のあるフットサル界に。 https://twitter.com/yutakano_8 https://www.facebook.com/yutakano.8
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