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kojiharada1965
システムを導入して人は減らせたのか
今どきシステム導入は当たり前で、世の中的にはDXだ。
この話題でいつも思う。
「システムを導入して、何人の人を減らせたのか?」
「DXにそれだけの予算をかけるということは、人件費をいくら減らせるのか?」
僕自身が今属している会社も、いつもシステムを入れる、システムを入れると言っている。元々ハードウェアエンジニア、そしてその語システムエンジニアだった僕は、最初のうちこそ絡んでいたが、やがて嫌になって止めた。
理由は、
システム導入と経営の効率化は別に考えているから。
一度経営層に聞いたことがある。
「これだけの期間(年単位)検討して、そのために人に動いてもらって、システムを外注して、何人減らせるの?」
経営層は答えた。
「雇用は減らさない」
イスからひっくり返りそうになりました。
テレビでお役所や保健所などがよく映りますが、机の上には資料の山。なんと電話を左手で取って、右手でメモをする昭和スタイル。
ほとんど多くの企業は、仕事のための仕事を増やしている。
効率化なんてしちゃうと自分の仕事がなくなるからやらない。
最近もあるイベントに参加するため1泊2日出かけていたのですが、「視察」という名目で県から派遣されています。それも2名。何もせず、日がな一日見ているだけ。
怒りを通り越して、かわいそうにさえ思えます。
システムを導入する、DXを進める際は、人を何人減らせるか、きちんと考えましょう。
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