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June Bride 6月の花嫁は幸せになれるとか 周りで今月結婚した人いましたか?

ノルウェーの6月は百夜の季節、結婚式を挙げる人たちも多いです。

花嫁さんと言えば、美しい、かわいい花のブーケがつきものですが、これって本当はどういうことかご存じですか?理由を書くと夢を壊してしまう???

ヨーロッパの人たちって日本人のように毎日お風呂に入りません。

しかし、これは宗教的な理由もあってただ汚い、と日本人の常識を押し付けるわけにもいかないようです。一生に一度もお風呂に入らなかったという人もいるようです。

ただ、入る人は新年を前に、入ってそれっきり・・・6月と言えば、そろそろ「香ってくる」頃で、ブーケは臭い消しの役目をしたとか。

香水だってそういう理由があり発達したんだものね。

とにかく、日本人てなんてきれい好きなんだろう!

古英語のweddian は「自分自身を約束する、何かをすることを契約する、誓う:婚約する、結婚する」と言う意味です。この言葉は「(ほかの二人を)結婚させ、結婚式を行う」と言う意味もあります。これは原始ゲルマン語のwadjaに由来煤(デンマーク語の vedde「賭ける」、古フリジア語の weddia「約束吸うr」、ゴート語の ga-wedjon「婚約する」も同源語です。これはPIEルートの wadh-「約束する、約束を守る」(ラテン語のvas,履行保証の vadis、リトアニア語の vaduoti「約束する」も同源語である)に由来します。昔から結婚の形態があったということですね。

wで始まる言葉はほとんど古英語からあるものです。war, way, wall, winter, washなどなど、考えてみるとなるほどと思えますよね。

この意味は他のゲルマン語派の言語(ドイツ語のWetteなど)では「約束」に近いままであり、「結婚する」と言う発展は英語に特有なのです。「もともとは女性を自分の妻にするために手付金を与えること」と言う意味であり、その後、どちらかの当事者にも使われるようになりました。日本の結納金も同じようなものですね。手付金と言うとなんか言葉が悪いですが、ヨーロッパにもそんな制度があったということです。

受動態で2人の人々が「夫婦として結ばれる」と言う意味は紀元前1200年ごろから存在するそうです。

そして、weddingと言う言葉ですが、古英語の「結婚の状態;約束、婚約;結婚の行為」と言う意味のweddungは wed(動詞)の名詞系。13世紀初頭には「結婚式」と言う意味も記録されているそうです。通常、古英語で結婚式をさす言葉は bridelopeで、これは文字通りに「花嫁の走り」と言う意味で、花嫁を新しい家の案内することをさしているというわけです。

wedding ringは14世紀後半に登場し、 wedding cakeは1640年代にはもう記録されているそうです。 wedding dressは1779年の初めて確認され、 wedding receptionは1856年から使われているとか。それだけ人々の暮らしに余裕ができたということでしょう。

engageと言う言葉はどうでしょうか。
15世紀初頭、engagenは「保障として何かを約束する」を意味し、古フランス語の engagier「約束によって縛る、質に入れる」(12世紀)から来ているそうです。これはこの言葉を見るとわかりますが、 en gage「保証の下に」と言うフレーズから派生し、 enは「中に」と言う意味に加え、 gageは「保証」を意味し、ゲルマン語プロトタイプの wadiare「保証」を経由しています。これはゲルマン語の -w-がフランス中央地域の-g-に進化した一般的な例を示しています。ゲルマン語の-w- がフランス語の-g-に変化する例はよくあります。warと言う言葉もフランス語ではgで始まる言葉guerreに変わっています。

結婚を約束する特定の意味は1610年代からあるそうです。

June brideの記事と言いながら6月最後の日になってしまいました。月日の経つのは早いものですね。もう今年も半分済んでしまうなんて・・・。

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