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この時期、ノルウェーの主婦はとっても忙しくなります

ジュースやジャム、お店に行けばなんでも、どんな種類でもそろっていますよね。野菜のジュースまであり、野菜を食べなくてもそのジュースで1日分の野菜の栄養が採れてしまうというのだから便利ですよね。重いですが、そんなことを考えて、海外旅行には野菜ジュースの小さいパックをいくつか持って行っています。

さて、今の時期、ノルウェーの主婦たちはジュース作りに忙しくなります。皆ではないでしょうが、森の中バケツ片手に入りベリーを集めてからジュースを作る、と言う主婦までいます。中にはベリーをたくさん摘んではポケットマネーにする主婦もいるようです。

何しろ、ラズベリーなんか道端でも見つけられましたから。ブルーベリーも森の中で見つけて食べたことがあります。40数年前のことで、私にとっては後にも先にも森の中での初めてのブルーベリーだったのでは、と思います。

イチゴのパックなんてすごい量を買い込んでいました。お義母さんの家の庭にはイチゴが育っていました。それもおいしかったです。

ノルウェーでもイチゴが育つんです。ノルウェーの土地、森って割と岩やら石ころがごろごろしていますが、イチゴに地質はあっているのでしょう。

お義母さんは、地下室(物置になっていました)からそれ用の機械を台所に持ちこむと、毎日ジュース作りをしていました。この時期、お義母さんはまるでシロップ屋さんになったみたいでした。数日間賭けるのです。機会はプラスティックじゃあなく絵たるみに産むみたいでしたから、そんなに大昔から伝わっているものでもなさそうでした。ジュースと言うよりシロップ作りと言った方がいいでしょうね。あらゆる種類のベリー類を順番に調理していました。

機械からはシロップがぽたぽた、と落ちてくるわけで気が遠くなるような作業でした。ベリーがある間中、シロップ作りは続いていました。そして、同じ時期にジャムも作るのです。お店の冷凍庫くらいの大きさの冷凍庫があり、そこではベリー類も保管されていました・・・冬の間、ジャムも食卓に上っていましたが、そんな凍らせ保管されたベリー類もデザートとして供されていました。

出来上がると瓶詰めは地下室にずらっと並べられます。昔からの伝統だと思いますが、冬何もない間の食料として保管されます。ベリーは何もせずそのまま冷凍庫に保存されてもいました。冬の間のデザート用です。

他の記事で書きましたライスプディングのソースもこのシロップから作られるのです。シロップは水で薄められてジュースにもなります。ナチュラルジュースです。おいしいですよ。

ジュースjは古代から作られていたようです。約1300年代、jus, juis, jouisと言う言葉があり、これは「ハーブを煮出して得られた液体」と言う意味でした。これは古フランス語の jus「ジュース、受益、液体」(13世紀)から来ており、ラテン語のjus「スープ、ソース、ジュース、汁」から派生しました。これはPIEの語根 yeue-「食物を混ぜる、調合する」(同梱後にはサンスクリット語の yus-「スープ」、古教会スラブ語の jucha「スープ、汁」があります)。

14世紀初期頃からはフルーツや野菜の水分と言う意味で使われています。

juiceと言う言葉が使われるのには日本語で言う果汁100%のジュースのみ、この点には注意が必要です。

日本の道端で見かけるへびイチゴ、あれには毒はない、食べれると言っていたのですが、本当でしょうか?

ノルウェーの道端にはラズベリーがよくなっていました。義母の家の近くにもありました。虫がいたらいやだなあ、と思いながら食べたことがあります。

jamの語源は古英語で「ぐちゃぐちゃ噛む」を意味する chamに由来します。 chamは英語における古い方言で今では使われなくなっていますが、押しつぶす屋詰め込むを意味する jam として残っています。

jamは確かに食材をつぶして作りますし、瓶などの容器に詰め込み舞すものね。

traffic jamはこの何かに詰め込まれた状態、だからjamと言う言葉を使うのです。


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