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屋根の上に瓶が1本、2本・・・そんな風流【?】な飾りがあったら・・・そんな家見たことありますか?

これからトルコに旅する方いらっしゃいますか?トルコの田舎の風景です。今でもそんな家を見ることがあるのです。

ツアーグループに参加して旅すると主な観光地だけ周り、そのほか人々の生活などディテイルは目に入らないかもしれません。ただし、イスタンブールだけでなく町から外れたところでないと見ることはできないと思います。

前の世紀の終わりごろトルコには2回目の旅に出かけました。その時、そんな家が目に入ったのでツアーガイドの人に聞いてみたのですが、実際はその前の旅でトルコの友人からその習慣については聞いていました。

ただ、ガイドさんの方がもっと詳しく知らせてくれました。屋根の上に瓶、何のサインだと思います?どういうことでそんな風習ができたのでしょうか?それは聞きそびれてしまいました。

我が家にはそんな瓶のような高級なものがありますよ、と言うサインなのでしょうか。ガラスが高価だったころの名残なのでしょうか?ブッシュマン出演の映画でもブッシュマン、ニカワさんがコカ・コーラの瓶が何に使うものか分からずはるばる旅して大西洋まで行き神様にお返しする、と言うエピソードがありましたが、トルコにもそんな時代があったのでしょうか。

ツアーバスに揺られてアナトリアの大地を進んでいるとき、そんな家々を見つけました。そして私たちのバスの前を行く灰色の車も…。ガイドさんの話ではその車は仲人さんが乗っている車でそんな瓶が屋根の上に立っている家をまわっては年頃の人たちに縁談を持ちかけている、ということでした。

つまり、屋根の上に瓶が立っているということは、その家には結婚を希望している息子さんがいてるということなのだそうです。1本だけだと一人、3本もたっていると3人と言うことなのだそうです。瓶がコカ・コーラの瓶だったりして、ちょっとユーモラスに感じました…。コカ・コーラでお嫁さん探しか…と。

トルコにはまだまだ前世紀の慣習が様々に残っているようです。世界で一番最初にコーヒーハウスができたのもトルコ、イスタンブールです。コーヒーストーリーも様々にあるのです。前回、トルコに旅した時にはコーヒーストーリーの本を買ってきました。コーヒーのお話はまた改めて記事にしたいと思います。

瓶だ、ガラスだ、と言っていたらそれだけで、また、新しい記事を思いつきます。イスラエルでは古代ガラスでできた高価なアクセサリーを見ました。見ただけです。それにしても古代ガラスていつごろのものなのでしょうか。気になるでしょう?また、書きます。

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