見出し画像

日本女性の肌はきれい

ヨーロッパ人にしてもアメリカ人にしても言えることだと思いますが、日本女性に比べ、やはり彼らの肌は美しいとは言えないと思います。それに彼らは我々よりもっと早く年を取っていくような気がします。

私は絶対野菜が原因だと思うのですが、いかがでしょう?おまけに彼らときたら、よほどのことがない限りお化粧もしません。こんなに日差しが強い日が多くなって、UVクリームくらいは付けるようになったでしょうか。

お化粧なんかしない割に、金だ、銀だとアクセサリーにはこだわる・・・。日にあたることも全然かまわないみたいです。ずっと以前、ギリシアを旅した時などにもパラソルをさしているのは私だけでした。

まあ、ノルウェーって、一年の半分は雪の中、太陽の日差しに飢えている人たちだから…。夫が日本の家の小さな庭の二本の木にハンモックをかけて日光浴をしようとしたのも無理からぬことだったのかもしれませんね。

ノルウェーでは、イースターのころでさえ、時に大雪が降ったりするのですから。そんな雪の中、ビキニ姿でベランダに座り込み日光浴をしようとしているお隣さんを見かけたことがありました。

ヨーロッパの日差しって日本よりきついような気がします。4月下旬にポルトガルに旅した時、ある一日だけの日差しで冬になっても抜けない日焼けを私はしてしまったことがありました。あんなに日差しがきついと。感じたのは初めてでした。閉口しました。

メーキャップのことですが、どうもわからないことがありました。お化粧だ、デートだ、などと早い子は10歳ころからし始めるのに、いざお年頃になると、毎日化粧をしている人たちを見かけませんでした。

お兄さんの奥さんなんて結婚式の日には一番下のお姉さんがお化粧を手伝った、つまり、プロがしたのではないと言っていました。化粧品さえ持っていなかったと聞きました。まあ、17歳で婚約し、20歳の誕生日を待ってその誕生日の日に結婚式を挙げた人なのですから。今もいつもは・・・つけているのをみたことがなかった・・・何もつけていない。

10歳のころのお化粧なんて、単にお遊びなのかもしれません。我が家に飼っていた猫を近所の9歳~12歳くらいの子供たちが世話をしたいとよく借りに来ていましたが(時に我が家の娘の世話をしたいとベビーシッターをしてくれたことがありました。それは北ノルウェー、カラショクでのことでしたが)、家に帰って来た猫の顔ときたら、いつもメーキャップが施され香水の香りがプンプンしていました。

「きれいになったね」なんて言っていたけど、猫にとっては本当に迷惑な話だったでしょうね。

お化粧に関して夫が言っていました。
「初めてイギリスに旅した時、化粧をしている女性を見て美しい」と思ったとか。夫が17歳のころの話です。

そうそう、イギリス、フランス、イタリアなどではたいていの女性、特に若い女性はちゃんとお化粧をしているようです。服装も非常に気を配っている、と言う印象を受けたものです。幼い子も仕立てのいい、安物でない服を着ているなあ、と言う感じでした。ノルウェーの人たちってとてもカジュアルです。

ヨーロッパで「子供」と言う概念ができたのは18世紀だった・・・このことは別の記事で書いたことがあります。イタリアなど南ヨーロッパに旅した時、私は今でもそこではある意味、その伝統が生きているのか、と思ってしまったのです。

子供たちの服装は大変上等でした。しかし、子供の服、と言うより大人の服のミニチュア版と言った印象を受けたのです。靴も毎年買いそろえていくと大変だと思いました。彼らはしっかりした革製の靴を履いていたのです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?