【映画感想】この世界の片隅に(広島戦争)
こんにちは。
本日は久しぶりに映画の感想を書きます。
この世界の片隅に
という戦争映画です。
戦争映画というと
影響の大きな戦いの話や、著名な方を主人公とするお話が多い気がします。
私自身も、以下のような戦争映画を好んで見ます。
ただ、今回の映画は、
戦時中の「日常生活」に関する描写がほとんどです。
18歳で広島市から呉の家に嫁いだ、主人公の「すず」は、
とってものんびりした性格で、特に変わった特徴はなく、
もしもこの時代に生まれていたら・・・
自分もこんな感じなんだったんだろうな〜と感じることができます。
例えば、戦争が激化すると、殆ど毎日空襲警報が鳴るようになります。
「また警報か〜めんどくさいな〜」という描写では、
誇張せずにありのままの生活が描かれているように感じました。
スマホ、テレビ、電車や飛行機のような便利な道具がなければ、
僕たちでもご近所さんとしか繋がりしかなかっただろうし、
食うことに困っていれば、道端に生えている草を見ては、
「あれって食べれるかな?」と気になっていたと思います。
もしもそれが当たり前だったら・・・
現状を受け入れ、小さな楽しみを見つけながら暮らしていると思います。
もしもそれしか知らなかったら・・・
星を見たり、お外で遊んだり、家族と仲良くおしゃべりしたりして
それ以上の生活は望まないと思います。
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人間の感性は今も昔もそこまで変わっていない!
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これがこの映画の一番の感想です。
終戦から77年が経過し、時代や環境はとっても変わりました。
生活は豊かになり、飢えよりも肥満の方が問題になっているし、
最低限以上の生活は確保しつつ、それぞれが自由に歩んでいます。
もしかすると、
昔の人が待ち侘びていた人生を僕たちは歩んでいるのかもしれないですね。
でも、多分僕たちが戦争中に生まれていたら
きっと当時の方と同じことを感じ、同じような暮らしをすると思います。
逆にいうと、そのくらい環境が人に与える影響力は大きいんだと思います。
今回の映画の感想文を通じて、
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自分が求めている将来と今いる環境が一致しているのか?
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と考えるきっかけになれば幸いです。
昔は選択肢が少なく、自分で選択する必要性をそこまで求められなかった。
もし仮に、人はそこまで成長していないのだとしたら、
今は選択肢が多い分、「自分で決める力」を必要があります。
自由度が高い世の中だからこそ、自分で責任をとり決断をする必要がある。
それは、今の世の中に生きる人の特権だと改めて気づくことができました!
もっと戦争の実態を知りたい方には以下の番組もおすすめです。
今も生きている戦争経験者のリアルな話がたくさん聞けます。
それでは、良い週末を。
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