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アドリア海に面する遺産、クロアチアを旅する

旅の目的は何ですか?

人それぞれ旅行の目的は違うと思います。世界遺産を見にいきたい人、美味しい料理を食べにいきたい人、歴史や文化を知りたい人のなど様々です。また、その旅に誰かと一緒に行くことで同じ時間を共有し、幸せだと感じる人。一人で自分だけの時間を楽しみたい人など旅に対する考え方もまた人それぞれです。

「その街の景観や時間の流れを、1日を通して実際の場所で感じてみたい。」

これが今回私たちがクロアチア旅行をする目的です。

飛行機を乗り継ぎ、約18時間をかけてクロアチア・ザグレブ空港に到着しました。

空港内には両替所もあり、レートとしては高めですが安全な空港内で軽く両替済ましました。(街の両替所もありますが観光客を狙った悪質なところもあると聞いたので...)

空港の外に出ると、広大な駐車場が広がっていました。バスで街まで行くためバス停を探しますが、広すぎて迷ってしまい重い荷物を持ちながら歩き回って、着いて早々疲れるはめになりました。

ザグレブ空港建物を外に出たら右側の方に歩いていき、200m先くらいにあるバスの近くにいる運転手らしきおじさんに、where is this train going?と聞いてみてください。おそらくそれが街行きのバスです。というのを次行くときに忘れないためにもここに書いておくことにします。

ドゥブロブニクの建造物の美しさとそこで暮らす人々

写真を見ての通り、クロアチアの建物はオレンジのレンガ屋根が特徴的です。街から山に広がって連なる景色はヨーロッパの雰囲気を纏ってかつ、美しい色と歴史を重ねた建物から滲み出る修復跡や風化の痕跡が街の独自の美しさを作り出していました。実際に見て思っていた何倍もの感動と衝撃が心に刻まれました。

この景観に出会うことができた嬉しさと、世界にはまだ見なければいけない場所が溢れているのだという希望が同時にやってきて、こんなにも幸福感に包まれる経験はなかなかできないことだと思います。

伝統の衣装に身を包んだ4人。街を歩いていたら偶然前から集団が現れ、カメラを持っている私たちを見て快く写真撮影に応じてれました。向こうからしてみたら海外から来たのであろう知らない人という認識の中で、とても優しくずっと楽しそうな様子で接してくれて私たちも穏やかな気持ちになりました。最高に素敵な笑顔の写真を収めることもでき、より一層この街が好きになりました。

ドゥブロブニク・ピレ門から少し歩いた丘から見える夕日ももちろん絶景なのですが、後ろを振り返ると街全体が夕日に照らされ、重ね塗りされたオレンジが映画のワンシーンのような風合いを醸し出していました。

ザグレブ街を歩く

クロアチアでオススメのパン屋【mlinar】パイ生地のパンが絶品。日本では味わうことのできないパンばかりでめちゃめちゃうまいです。

ザグレブ・ドラツ市場。たくさんの野菜や果物が並び、朝から地元の人で賑わう市場。昨夜まで何もなかった場所に一気にお店が並び朝の賑わいを見せます。

旅を終えて

一生忘れることができないような素晴らしい経験を人生で何回することができるでしょうか。

若い時に経験することができたら、生きている間その思い出を頭の中で何回も浮かべることができるでしょう。また10年後、20年後でも同じ場所を訪れることができる。歳をとって経験することができたら、人生と重ね合わせてまた違った感情や見え方をするかもしれない。旅をして得られる経験はお金には変えることができない、大切な時間と深い記憶を作り出してくれる素晴らしいものだと私たちは思います。

ここクロアチアでは間違いなく、そのような素晴らしい経験をすることができました。

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