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出産直後のワンオペ育児って、過労死ライン倍以上超えてないか

このnoteを読んで「神本」であるふたりは同時に親になる: 産後の「ずれ」の処方箋を速攻でポチった。

自分史上最高の労働時間は月300時間くらい

全く自慢することではないが、ぼくの過去最高労働時間は月300時間。30代中盤世代は、ぼくよりもっと長時間労働してた人も普通にいる。ちなみに、過労死ラインは下記の通り。

月80時間の残業+所定労働時間160時間=240時間を、2ヶ月以上続けると長時間労働と過労死の因果関係があると判定される。

現在の労働行政では、一応、過労死ラインは80時間(月に20日出勤とすると、1日4時間以上の残業・12時間労働)とされています。これは、健康障害の発症2~6ヶ月間で平均80時間を超える時間外労働をしている場合、健康障害と長時間労働の因果関係を認めやすいという目安です。


出産直後のワンオペ育児は月600時間労働!?

ふたりは同時に親になる: 産後の「ずれ」の処方箋を読んで、一番驚愕したのが授乳頻度。「2-3時間おきに授乳しなきゃいけない」って聞いたときは全くピンと来なかったけど、このタイムスケジュール見て驚愕した。なにこれ、全然寝れないじゃん。

出産直後に家事・育児を一手に担うと、食う・寝る時間以外は常に仕事している状態と同じなので、寝るが3時間/日、食うが1時間/日と見積もると20時間/日となり、これに30日を掛けると600時間/月2ヶ月ワンオペ育児続けたら、過労死ラインを倍以上超えてる。

しかも、出産直後は交通事故にあったレベルの負傷をしてるのに、育児+家事のハイパー長時間労働をするのは無理ゲーだな。仮に上司から振られた1ヶ月の仕事が3人月分だったら、会社辞めればそれで済むけど、育児やめたら子供1人簡単に死なせてしまう

働きすぎの人がいたら仕事を減らすのは当然

もし、会社で月600時間働いてる奴がいたら(絶対いないと思うけど)なんとしてでもそいつの仕事を減らしてあげるはず。ましてや、自分が人生を供にすると決めた相手が、長時間労働に苦しんでいるなら、何としてでも仕事を減らさなくては。

男親は絶対この本読んだ方がいい。奥様が妊娠中の男性は、出産前に絶対読んだ方がいい。自分の意志で選んだパートナーに、1人で過労死ラインの労働させちゃいかん。


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