錯覚資産

家族が「素の自分」を一番成長させてくれる

社会人10年くらいやっていると、どこに力を入れるべきか、どこは手を抜いてもバレないかが分かってくる。会社は集う「目的」が明確で、成果を出すために同じ時空間を共有しているので、各人の成果が出てるかどうかが一番の関心事。なので、成果さえ出していれば、それ以外のことは割と好きにやらせてもらえたりする。

社外になると、錯覚資産と言う名のハッタリでごまかせる局面も増えるし、誰を錯覚資産で騙せて、誰が騙せないかも見抜けるようになる。なので、やろうと思えば、錯覚資産で騙せる人だけ見繕って、その人達にふっかけて儲ける事もできるし、素の自分にどれだけ中身がなくても、世の中を渡っていく事もできる。

しかし、家族に対しては全くそうは行かない。肩書き、名声などの錯覚資産は全く通用しない。評価対象になるのは「家族のためにどれだけ行動したか」のみ。しかも、日々の過程こそが一番大事なので「月末に一発大きな受注を取ってきて目標に対して帳尻合わせる」みたいな打ち上げ花火は全く通用しない。

・ゴミ出しをきちんとしたか
・洗濯をきちんとしたか
・掃除をきちんとしたか
・ご飯を準備したか
・帰ると宣言した時間に帰ったか
・予定より遅く帰る場合に連絡をしたか
・子供が泣いてたら、無視せず駆けつけたか
・辛い時に手を差し伸べてもらえたか

こういう日々の細かい積み重ねが本当に大事なのだが、子供が生まれる前は上記のほとんどは未達だった気がする。何度も注意されてるが、全然きちんとやってこなかった。真剣に向き合っていなかった証拠だ。

でも、職場においても、みんな口に出さないだけで、日々の過程は見られている。その過程がダメなものなら、みんな黙って去っていくだけだ。

「成果出していればOK」

と言う心持ちに若干なっていたが、日々の積み重ねこそが全てである。家族がぼくの日々を一番目撃しているし、何も隠せない。「素の自分」がきちんとした行動を取れているかは、家族のぼくに対する接し方に現れる。

なので、家族を鏡として、素の自分がきちんとできているかを日々チェックしていこうと思う。

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プロダクトマネージャ 兼 一児の父