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季節の有無とフランカー

先週は気温35度の日があったと思えば、今週は最高気温14度、最低気温7度の日がある。

パリの天気は忙しい。

今日は朝家を出るときは気温13度だったが、予報では日中27度までになるとのこと。何を着ていこうか迷った挙句、シャツ一枚に、大判のマフラーを肩からかけることにした。結果大正解だった。

日本は四季がハッキリしていると言われるが、確かにパリにいると、季節外れの高気温や低気温が頻繁にある。変化は大きいが、日本のような各季節ごとにしっかりとした特徴があるのとはちょっと違う。

そういえば、季節ごとに香水を使い分けているフランス人に出会ったことがない。複数の香水を所有している人は多いが、場面やその日の気分、服によって使い分けている印象が強い。

また、季節絡みのフランカーを出しているブランドもあまりないように思う。Calvin KleinのCK OneにおけるCK One Summerシリーズくらいしか浮かばない。他に何かあったっけ?あったらぜひ教えて欲しい。

ブランドがどのような形でフランカーを出しているかについて、DiorのDior Hommeを例にとってみよう。Dior Hommeのフランカーの名前を列挙する。

Dior Homme Cologne
Dior Homme Eau for Men
Dior Homme Intense
Dior Homme Parfum
Dior Homme Sport
Dior Homme Sport Very Cool Spray
Dior Homme Voyage

Dior Hommeに限っていえば、濃度(Cologne, Intense, Parfum)と場面(Sport, Voyage)が主な基軸となってフランカーが作られていることが見て取れる。
(ところで、私も今そんな香水があることを知ったのだが、Dior Homme Eau for Menとはなんぞや…?Hommeはフランス語で男性だが…男の中の男のための香水…?)

もし日本的な感性でフランカーが作られていたら、もっと季節感のあるフランカーがあっただろう。

春のJ’adore
夏だけどPoison
秋はやっぱりMiss Dior
Fahrenheit冬物語

みたいなフランカーがあったら、面白いのになぁ…

面白いのになぁ…


ぼちぼちセーターでも出しますかね。


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