【世界3大時計】ヴァシュロン・コンスタンタン 歴史や特徴

はじめまして。yutaと申します。
時計のことに関して発信しています。
Instagramにも投稿があるので、
よろしければご覧ください。

さっそくですが、時計のブランドについて
紹介したいと思います。

画像1

0.ヴァシュロン・コンスタンタンについて

世界3大時計と呼ばれるブランドに該当し、
雲上ブランドとも呼ばれるブランドである
ヴァシュロン・コンスタンタン(VacheronConstantin)
ですが、歴史や時計の特徴は一体どんなものなのでしょうか?

1.創業からの歴史について

創業は1755年9月17日、ジャン=マルク・ヴァシュロンが
24歳で自身の時計製造工房を立ち上げたのをきっかけに
誕生し、今に至ります。

※ただし、この時点では会社名は
  ヴァシュロン・コンスタンタンではありません。

その後、代を渡って時計を製造していき、
ジャック・バルテルミー・ヴァシュロン(1787~1864年)が
経営を引き継いだとき、経験豊かなビジネスマン、
フランソワ・コンスタンタン(1788~1854年)を
共同経営者に迎えたことにより、ここで社名が新たに
「ヴァシュロン&コンスタンタン」となります。

そして、現代に至るまで経営が途切れることなく
今に至ります。

創業から今に至るまで複雑機構と呼ばれる機構を
搭載した時計、それらを手作業で精巧に装飾を行い、
時計を製作してきました。

そして長きにわたって、王族などから愛されてきました。

また、ブランドのスタイル及び考えとして以下のことを
語っています。

卓越した技術、エレガントで洗練されたデザイン、
そしてオーセンティックであり、控えめで主張しすぎないこと。
それこそが現在まで引き継がれているブランドのスタイルであり、
アイデンティティなのです。

私たちは、これまでもこれからもエクスクルーシブなブランド。
自分たちのスタイルを変えてまで、客層を広げたいとは思いません。
時計の価値を分かる人たちだけの、知る人ぞ知るブランドで
いいと思っています。

出典:「知る人ぞ知る存在のままでいい」──スタイル・アンド・ヘリテージディレクターが語る世界最古ブランドの過去と未来 | GQ Japan

2.特徴について

いくつかありますが、まず1つ目は、

・ジュネーブシールを取得している腕時計です。
※全ての腕時計ではありません。

■ジュネーブシールとは?
スイスジュネーブ州が制定するムーブメント規格です。
「全ての部品製造及び組み立て作業がジュネーブ州内で行わなれた」
機械式ムーブメントの精度、仕上げ、装飾などが
検査基準としてあります。

ムーブメントの装飾や仕上げ、使用素材の規定が
主となっています。

なお、2013年には、新しいジュネーブ・シール規定が
発足し、防水性能やパワーリザーブなど、実用性を
加味した規定に変更となりました。

取得モデルには証明書が発行されます。
認定を受けると、腕時計に刻印が押されます。

また同様の認定として、クロノメーター認定※などが
あります。
※ROLEXやOMEGAなどが認定を受けています。

次に2つ目は、

・マルタ十字と呼ばれるロゴが特徴。

1880年頃に商標登録されました。
当時の時計の部品の形状がマルタ十字に似ていたことから
デザインに着想を得ています。

ブランドのロゴや、モデルによってはブレスレットなどに
そのデザインが使用されています。

続いて、主要なモデルの特徴などについてです。

画像2

1.パトリモニー
ラウンドシェイプにレザーブレスレットのドレスウォッチ。
シンプルなドレスウォッチです。

様々なところに黄金比を用いて作られています。

2.トラディショナル
ラウンドシェイプにレザーブレスレットのドレスウォッチ。
シンプルなモデルから複雑機構を搭載したモデルまで
様々といった感じです。

職人技の集大成といった感じでしょうか。

3.オーヴァーシーズ
ラグジュアリースポーツウォッチ。通称ラグスポと
呼ばれるジャンルの腕時計です。
シンプルな3針のモデルから複雑機構を搭載したものまで
様々なモデルが有ります。

防水性、耐磁性が有り、日常使いとして使いやすい印象です。
また、購入時に3種類のストラップがついてきます。
(レザー、ラバー、ステンレススチール)
シーンなどに応じて付け替えが可能となります。

4.フィフティーシックス
ラウンドシェイプにレザーブレスレット。
ステンレススチールをケース素材に採用。一部例外あり。
文字盤がアラビア数字とバータイプの組み合わせ。
※偶数がアラビア数字。

価格帯は安め(最安で約145万〜)

3.最後に

いかがでしたでしょうか。

世界3大時計と言われるブランドの中でも、
知名度については比較すると控えめかもしれません。

ただ、魅力をわかる人だけわかればいいという考えのため
時計通や愛好家向けなのかもしれません。

そういったブランドとしての軸がしっかりしているが故に
同じような考えを持つ方々が、興味を持つのかもしれませんね。

軸がしっかりあって素敵だなと感じました。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?