サンロッカーズ渋谷 :2019-20 第7節 VS シーホース三河

最高の気分です!!!
あまりに劇的な2連戦。
今節はアウェーゲームでしたので、DAZNでの観戦となりました。

結果(GAME1)

2019-20 B1リーグ 第7節
2019.11.2(Sat) 14:05 Tip Off
シーホース三河VS ○サンロッカーズ渋谷
@ウィングアリーナ刈谷 入場者数 2,446人

サンロッカーズ渋谷、GAME1のスタートは、この5人。
ベンドラメ礼生#9
石井講祐#27
関野剛平#1
ライアン・ケリー(Ryan Kelly)#34
チャールズ・ジャクソン(Charles Jackson)#10

1Q 25-27
2Q 24-33
3Q 20-27
4Q 16-17
F 85-104

結果(GAME2)

2019-20 B1リーグ 第7節
2019.11.3(Sun) 14:05 Tip Off
シーホース三河VS ○サンロッカーズ渋谷
@ウィングアリーナ刈谷 入場者数 2,915人

GAME2のスタートは、この5人。
ベンドラメ礼生#9
石井講祐#27
関野剛平#1
ライアン・ケリー(Ryan Kelly)#34
チャールズ・ジャクソン(Charles Jackson)#10

1Q 29-20
2Q 20-18
3Q 20-27
4Q 20-26
F 89-91

点の取り合いに真っ向勝負で挑んだGAME1

シーホース三河は今シーズンの補強で、2年連続のBリーグ(B. LEAGUE)得点王のダバンテ・ガードナー(Davante Gardner)、日本国籍選手(帰化選手を除く)で得点ランキング2位の川村卓也が移籍してきました。

日本国籍選手(帰化選手を除く)で得点ランキング1位の金丸晃輔、昨シーズン新人王の岡田侑大、Mr. Sea Horseこと桜木ジェイアールなどと合わさり、超オフェンシブなことになるのではと、シーズン開始前は予想していました。

三河の開幕から今までは、やや苦戦しているようで負け先行の戦績でしたが、強力な布陣であることには変わりなく、サンロッカーズが今節はAWAYに乗り込むということもあり、やや不安な目でGAME1の試合開始を見ていました。

GAME1は序盤から点の取り合い。
金丸選手のキャッチアンドシュートが、ことごとくリングに吸い込まれ絶好調な雰囲気。

ダバンテ・ガードナーに対しては、リングを背にドリブルをしているときはフィジカルなコンタクトを徹底するけど、サンロッカーズはダブルチームにはいかない。
シュートモーションに入っても不要なチェックはしない、というスタンス。

これは、いわゆる「この選手には、ある程度点取られてもしょうがない」という考え方だと思うのですが、相手は昨シーズンの得点王。
どこまでもやられてしまうのでは・・・という一抹の不安も。

一方で、オフェンシブなタレント揃いのチームの得点源に対してこのスタンスを取るのであれば、こちらも点を取っていかないといけないはずで、つまり「真っ向勝負です。(©️安西先生)」なわけです。

対するサンロッカーズは、1Qでライアンが3本の3ptを含む14得点。

両チームのシュートタッチが抜群に良く、高確率にシュートが決まり続ける展開。

大きく試合が動くのが2Q。

サンロッカーズは石井ちゃんの3pt、レオの3本の3ptをはじめとする長距離砲攻勢で点の取り合いを制しはじめます。

一方でディフェンスでは、石井ちゃんのボールマンに対する激しいディフェンスからスティールしてのレイアップや、渡辺くん(渡辺竜之佑)が相手をハーフラインに追い込みターンオーバーを奪うなど、ディフェンスの強さが光る場面が増えてきました。

後半に入っては、相手に流れを引き渡してしまいそうな場面もありましたが、積極的かつ粘り強いバスケットボールで、終わってみれば今シーズン初(というか、かなり久しぶり)の100点ゲームで勝利。

サンロッカーズのスコアリーダーは26ptのライアン。
さすがです。

我が家の推し選手、CJ(チャールズ・ジャクソン)は23pt・11Rのダブルダブルの活躍。
CJはポストアップからの攻めで、リングを背にする時間を短かめにアタックしているように思っているのですが、それが今のサンロッカーズのオフェンス的にはうまく奏効しているような気がします(なんとなくリズム的に)。

この試合では、三河のPGやボールハンドラーに対しての厳しいディフェンスがかなり効果的で、そこからのファストブレイクも多く、勝負の決め手に繋がっていったような印象があります。

粘りの末に掴んだGAME2の劇的な幕切れ

GAME2の序盤はGAME1と一転して、やや重い立ち上がりのサンロッカーズ。

三河のディフェンスが1Qから強く、サンロッカーズのアタックがミッケル・グラッドネス(Mickell Gladness)のブロックの網にかかることも多い。

ダバンテ・ガードナーの得点や、その強力なオフェンスをを起点にして周囲の選手も得点を積んでいく。

サンロッカーズは、GAME1で面白いように決まっていた3ptをはじめ、思うように得点できず、もどかしい時間帯が続く。

また、ファウルがかさみ、フラストレーションを溜めたと思われる石井ちゃんが、テクニカルファウルを吹かれ、ファウルトラブルに。

それでも、離されても、離され切らない。
最大13点差をつけられても、全員バスケで食らいついていく。

これが今シーズンのサンロッカーズ渋谷。

第3Q終了間際、田渡くん(田渡修人)のパスアウトからの野口さん(野口大介)の3ptで4点差。

シビれる展開で第4Qへ。

心臓に悪い・・・。

第4Qもシーソーゲーム。

第4Q最終盤、1分くらいのところからCJ、ライアンのシュートで逆転。

さらにライアンがガードナーのオフェンスファウルを誘うも、直後にガードナーがライアンからオフェンスファウルを奪う。
(アレはちょっと・・・どうなのよ・・・とは思います。)

サンロッカーズは終盤までGAME1から続けていたガードナーに対してのディフェンスを一変、ダブルチームで変化をつけていました。

残り15秒を切るところで、痛恨のファウルを与えてしまい、ガードナーがフリースローを難なく2本決めて土壇場で逆転されてしまう。

サンロッカーズ、最後のオフェンス。

心臓が痛い・・・。

最後のオフェンスはレオのドライブ。

しかし、一気に収縮した三河のディフェンスにシュートが弾かれてしまう。

万事休すか・・・と思ったところ、こぼれ球がレオのところに。

レオは背後にいた石井ちゃんに最後を託して、ギリギリのところでパスアウト。

残り2秒の土壇場の最終局面で、石井ちゃんは落ち着いてチェックにきた川村さんをかわす。

3ptシュート。

試合終了を告げるブザーとともにボールがリングに吸い込まれる。

ブザービーター!!!

劇的な幕切れと同時に、石井ちゃんのBリーグ通算300本となるメモリアルな1発がゲームウィナーに。

「やったー!!!」と叫びながら、一緒に観戦していた妻と抱き合って飛び跳ねて喜んでしまいました。(アパートの下の階の方、すみません・・・。)

すごい。石井ちゃん、かっこよすぎる。

厳しい時間帯にも、1つ1つのディフェンスとオフェンス、打つべきシュートを打ち切る。

なかなか普通のことのようでむずかしいことを、石井ちゃんのみならず、チームのそれぞれが積み重ねてきたことが結実した瞬間のように思いました。

これができるチームは、強い。

サンロッカーズ渋谷は、強い。

というわけで、もう1回ハイライト、見て!

2:42のところから見て!

最高のチーム。

自分は、サンロッカーズ渋谷を応援しています

強豪ひしめく東地区で単独1位、つまりリーグ全体で単独1位。
まだまだシーズン序盤ですが、いい試合を重ねていってほしいと強く思います。

次節は青山学院記念館で、新潟アルビレックスBBとの2連戦。

昨シーズンは川崎ブレイブサンダースを抑えて中地区1位でしたが、今シーズンはここまで4勝8敗で中地区4位。

ダバンテ・ガードナーが移籍したことで、チームの変革を進めている段階かと思いますが、油断はできず。

渡辺くんの古巣でもあるので、奮起を期待しています。

次節は、青山学院記念館で観戦予定です。

自分は、サンロッカーズ渋谷を応援しています。

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