JHDCについて②

JHDC2019の募集開始が発表されましたね。東京予選は4月。それまでにしっかり準備して参加するつもり。

さて、JHDCの具体的な戦略を考える前に、珈琲の競技会について思いを馳せてみる。(というほど参加していないが許してほしい)

大会で好成績を納めた人が皆口をそろえて言っているとおり、「自分の美味しいと思う味」をつくるのではなくて、「大会が求めている味」をつくるのが勝利への近道というのは間違ってなさそうだ。

制限時間やいろんな縛りもあるし。あんまり考えすぎると面白くなくなるので、あくまで競技ということで、参加するなら一つでも勝ちたいし…というわけで。

まずは前回の日記で挙げた大会の特徴をおさらいしてみる。
① 使用器具に制約あり
② 珈琲豆(課題豆)が当日発表
③ 抽出量の異なる2つのカップを抽出
④ 制限時間あり

次に、①~④について考察してみた。
① 使用器具
慣れの問題はあるが大会前に発表されるので練習していけば概ね問題ないはず。

② 珈琲豆(課題豆)が当日発表
ある意味練習しようがない。理想的には課題豆の焙煎度に応じて個性を引き出すような抽出ができていればいいと思うが、これができればトッププロレベルのはずなので、「焙煎度に応じて抽出パターンを複数用意しておく」程度が現実的な目標。

③ 抽出量の異なる2カップを抽出
・抽出量の異なる2カップを抽出して、その味と温度の 均一性が採点対象となる。「均一性」は他の審査項目より加点が大きい項目なので、重点的に練習しておきたい。(前回参加の予選では、均一性がイマイチだった) これは課題豆がわからなくてもある程度、練習できるのでは?と密かに作戦を考え中。
・そして均一性とか偉そうなことを言う前に、まず規定量を正しく抽出できるかが最も 大事。抽出量の過不足は大きな失点で、やらかすと負けが確定してしまう。

④ 制限時間あり
制限時間10分以内に抽出量の異なる2カップを抽出するのは、時間的にかなり厳しい。家で練習しても8分・9分はかかる。(僕の技術では)
制限時間オーバーも大きな減点となるので、まず制限時間内に抽出を終えるための練習をきっちりやっておきたい。そうなると、複雑な手順にすると本番でパニックに陥ること必至なので、シンプルな手順を確立しておく必要がある。

以上をまとめると、

・2つの異なる抽出量のカップを規定量どおりに10分以内に抽出。
・2つの異なる抽出量のカップの味・温度の均一性がとれる抽出方法を確立。(焙煎度に応じて2パターン以上)

を最低限の目標として予選までにできるだけ練習を積んでいきたいと思う。
目指す味の方向性は次の日記で! ただし、上の目標をまずは確実にできるようにしたい。やったるで。

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