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気持ちいい音の話

先週末、家にある観葉植物に水やりをしていたときのこと。
冬場は夏場と違い頻繁に水やりをしないので、
たまにしかあげないその水やりで気づいたことがあった。
それは、土に水が滲みていく音。
じわじわ?いや、何ともうまく擬態語で表現できない音。乾いた土が、ゆっくりと水分を飲み込んでいく音。よーく耳を傾けないと聞こえない。その日は朝からめずらしくテレビも音楽も何もかけずに動いていたので、その音に気づいた。
鉢の大きさなのか、肝臓の度合いなのか、よくわからないが、鉢によって微妙に音が違う。
だんだん面白くなってきて、家中の鉢たちに水やりをし、その音に耳を傾けた。
こういう自然の音は、外に出かけていかないと聞こえないものとばかり思っていたので、
「見つけた!」感が強かった。
水の流れる音などが聞きたくても、しっとりと流れるような川は近くにはない。どちらかというと、ゴーっという、流れの勢いが強いところ。(堤防などがあるから)
だから自然の音がききたくなると、YouTubeに頼るしかない。(バラエティーが多く大変助かっている)

ところで、自然の音には人を癒す力があるというのは、みなさん何となくご存じかと思う。
そういう音を1/fゆらぎ(エフ分のいちゆらぎ)というらしい。規則的なリズムの中にも不規則なリズムも加わるゆらぎであり、例えば、波の音であったり、小鳥のさえずりだったり、電車でガタンゴトンと揺られるような音、そして心臓の鼓動なんかもこれに入る。
ではなぜこういう音で癒されるのか?
この1/fゆらぎというのが、脳内のα波がでる状態にしてくれるためのよう。
そのおかげでリラックス効果が得られる。

都会の中にいると、なかなかそういう音に出会うことが難しいかもしれないが、自宅に観葉植物がある方、「水やり」ぜひお試しいただきたい。

ちょっとしたリラックス効果得られますよ!

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