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転職はキャリアアップだけが理由ではない 2(面接)

前回、転職はキャリアアップのためにしていたことが多かったが、一度だけ「体力・気力の限界」が理由で会社を変わったことがあるというコラムを書いた。
投稿した後に、改めて転職した時のことをその会社ごと振り返ったところ、思い出したことがあった。
それは面接のときのこと。
キャリアアップが理由の面接では、そのポジションにどれだけ自分がフィットするか、また自分のアピールポイントなど、意欲高めで臨んでいたと思う。そうそう、テンションあげて、熱くなりすぎず、適度な情熱な感じ。会社によっては、多い時は4回くらい面接があったので、後半は慣れてくるが、後半になるにつれTop managementの人たちだったりするので、何を話すか、の準備はもちろんだが、どこに気持ちを持っていくか、の方が意識していたと思う。相手が外国人だった場合は、たくさん質問を準備して、テンション高めで、面接に入っていたな。
だから、なんとなく、キャリアアップの面接の場合は、自分でハンドルできていたと思うが、
「体力・気力の限界」が理由の転職においては、面接が大変だった。
なぜなら、理由が説明しにくいからである。
もちろん、転職したい会社の仕事内容に魅力はあるものの、前職の期間が2年弱だった説明はやはりしなければならなかった。
最終的に伝えたのは、「前職の仕事はやりがいはあり、続けてはいきたかった。一方で、毎晩遅くまで仕事を続けることは、結果的に良いパフォーマンスが出せない、その限界を感じた。」と正直に話をした。マーケティングという部門にいながらも、一番効率のよくない仕事をしていたのだ。面接はそのまま続いたのだが、1時間の予定が40分程度で終わってしまった。面接が早く終わるということは、、、とあきらめかけていたが、数日後次の面接の連絡がきた。あっという間に3回の面接を経て、その会社への入社が決まった。
正直驚いたが、とてもありがたかった、そしてこの会社では、驚くようなご縁がいくつかあった。運命ってわからないね。(笑)
 
面接、言葉を選ぶ必要はあるが、自分の心に正直に伝えることが、結果的には良いと思った経験だった。新しい会社を選んで間違いなかった。

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