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仲村渠哲勝

2022年7月の参議院選挙茨城県選挙区から立候補した仲村渠哲勝(なかんだかりてつまさ)さんのポスター掲示板の言葉

 善人である全てのヤマトゥンチュウ(日本人)に、悪人である仲村渠 哲勝(なかんだかり てつまさ)は訴える:
 悪人仲村渠はアメリカの支配を脱するには日本復帰しかないと考え、日本復帰の為にデモや集会に参加したが、今や日本復帰は間違っていたという事が明らかであり、厳しく自己批判をしなければならない。仲村渠は琉球処分についても全く理解していなかった。
 日本政府は1872年に琉球王国を中国の了承無しに勝手に琉球藩とした。続いて琉球藩を沖縄県にしようとしたが、琉球側の抵抗と中国の強い抗議によって実現出来なかった。1875年日本政府は松田道之を琉球処分官として琉球に派遣したが成功しなかった。松田は二度琉球に行き王府を説得したが成功しなかった。そこで日本政府は説得による琉球処分が困難である事を知り、藩王の逮捕権も含めて武力による琉球処分を決定した。1879年3月、松田は三度目には軍隊(兵士300名、400名とも)と警官(160名余)と共に来琉し、廃藩置県と首里城明け渡しを命じた。武器の無い琉球は抵抗出来なかった。このようにして琉球はヤマトゥンチュウに奪取された。琉球処分が犯罪行為である事は明らかです。仲村渠は悪人ですが、琉球を奪取した人達よりも悪いとは思いません。
 ロシアのウクライナ侵略を認めない人は、ヤマトンチュウの琉球奪取も認めないであろう。善人である全てのヤマトンチュウは、奪取された琉球を琉球人に返すべきである。
 プーチンは欧州との間に壁ではなく、欧州ロシア連邦を作るべきである。世界は一つになるという事(世界連邦)は歴史的必然であり、プーチンは歴史の歯車を逆転させる事は絶対に出来ない。
 普天間基地を辺野古に移す事は絶対反対です。沖縄の基地は全て撤去すべきです。
 東海第二原発の再稼働には絶対反対です。人間にとって命より大切なものはない。避難対策で放射能の広がりを阻止する事は出来ません。
 天皇制の軛から解放された自由で非武装、中立の平和な「琉球独立」を目指しますが、琉球独立は一里塚であり、最終目標は「世界連邦」の創設です。薄い大気の層で守られた地球上で争うのは愚の骨頂である。人間にとって一番大切なのは命ですが、その命は平和でなければ守れません。善人である全てのヤマトンチュウも平和で、自由で平等な社会を作り、世界連邦を目指して下さい。
 ゴータマは約2500年前に皇太子から王になる事は自由の束縛であり、王宮の外の人々を見て、命も永遠ではない事を知り、妻や子供を捨てて或る晩王宮を後にして家を出た。苦行では覚れない事を知り、苦行を止め、瞑想して諸行無常である事を覚った。これは今の日本にも当て嵌まるであろう。この約2500年前のゴータマの生き方を考えれば、今大騒ぎしている問題も自ずから解決するでしょう。命の次に大切なものが自由である。我々には他人の自由を奪う権利はない。

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