風が行く先

ラジオが好きだ。人の存在を間近に感じられるからだ。テレビ等とは違って一方通行のやりとりではない、双方のコミュニケーションが可能なことに魅力を感じる。

ボクは週の半分以上の時間をラジオに充てるほどだから、世間一般で言えばラジオ狂の部類に入ると思っている。

いつもスマホアプリのradikoで聴くようにしている。特に聴く番組もほぼ決まっている。探し方は好きなアーティストや有名人、著名人を検索してひたすら聴きまくる。これだけ！あまり好みじゃなかったら保存機能から外すだけだし！

その番組探しも聴くことと並行で行うことが当たり前になった。たまに当たりを引くことがあるのだけれど、その当たりが今日だった！

とにもかくにも表現者が大好きだから、色んな人を追っかけている内にダンサーに辿り着く。ラジオの先週回にボクの尊敬してやまない、ダンサー・振り付け師のTAKAHIROさんがゲストに登場した。

TAKAHIROさんは欅坂46の振り付けを全て担当する。ボクの入り口はそこからだった。

放送回のトークはボクにとって全てが貴重な情報源だった。その中でもとても引っかかる話があった。

創作の話。振り付け以外にも通じると思う。

鞘師里保と○○と | MBSラジオ

視野がとても広い人だなと思う。空、衛星、自転、いつも上を見上げていないと考えつかないことだ。しかもそれを表現に落とし込む集中力に驚かされた。

日常生活で当たり前に見過ごしてしまう物事や出来事を好奇心旺盛に童心を忘れることなく探求する姿勢がステキだ。

きっと、ボクたちの行く先も風のように目に見えない速度で宛先も知らず、全てが自由なのかもしれない。そう思った。